明石ちぢみ 蝉の翅
雪国で生まれる工芸品
サラリとした清涼感
しっとりとした風合い
洗練された上質な装いを演出
【産地】新潟県十日町市
【品質】絹100%
【製造者】吉澤織物 吉澤与一
【着用時期】6月末頃~9月初旬(夏)
【生地幅】約38cm(裄丈70cm 1尺8寸5分まで対応)
夏の装いを粋で涼やかに演出してくれる極上の質感。
サラリとした清涼感と、しっとりとした風合いが何とも言えない優しい着心地を生み出します。清潔感溢れるアイボリーの地色に縦絣の技法により矢羽根ずらしの幾何学文様が織り出されたハイセンスなデザインは、大人の上質カジュアルを演出してくれます。
染織の有力産地である新潟県十日町市 吉澤織物「吉澤与一ブランド」によって復刻された絹布「明石ちぢみ」です。
緯糸に、セリシンが残ったままの精練されていない生絹が用いられている為、シャリっとした質感に仕上がっています。また、八丁撚糸機で1mあたり4,000千回転の撚りが掛けられた強撚糸で製織された生地を湯に浸けて揉み込むことで、撚りが戻ろうとし、細かなシボが現れます。このシボがサラリとした肌触りに仕上がるとともに、生絹のシャリっとした質感と相まって抜群の清涼感が生まれます。
そして27デニールという非常に細い糸を使用していますので、硬さを感じさせないしなやかさとしっとり感がご堪能いただけるのです。
「蝉の翅」とも形容される明石ちぢみの透明感のある透け具合は見た目にも涼を運びます。
非常に細い糸が用いられていますので、シャリっとした風合いにも関わらず しなやか且つしっとりとしたドレープ性がお楽しみいただけ、優しくエレガントな着姿に仕上げてくれます。
明石縮
所説有るようですが、約400年前、播州明石で考案された木綿布が起源と言われています。
明治20年頃、新潟県柏崎町の越後縮問屋 洲崎英助が西陣の織物業者が明石縮を研究しているのを見て、西陣よりも湿度が高く撚糸技術の優れた技術を持つ十日町の気候や文化がこの縮布を織るのに適していると考え、十日町の高度な技術を持つ職人らとともに研究し現在の十日町明石縮の基礎が作られました。様々な失敗と研究を重ね明治27年頃に市場に出された十日町明石縮はその後も試行錯誤が続けられ、生産数が激増し昭和初期には年間生産数27万反と十日町産地全体の実に70%を締めるようになりました。
第二次世界大戦を機に、殆ど生産されなくなった明石縮を平成10年に吉澤織物が復刻するとともに全国の着物愛好家から絶大なる支持を得て現在に至ります。
※吉澤織物関連サイトより抜粋しています。
本品はガード加工をお勧めします
夏の装いを清涼感溢れるお洒落さで演出する明石ちぢみ。
上品且つ上質感漂う地色と縦絣のお洒落なデザイン、シャリ感のある肌触りとともにしっとりさを併せ持つ風合いがエレガントな着姿を演出してくれます。
品質・センス・価格のどれをとっても自信を持っておススメしますのでお目に留まりましたら是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩 和之
※写真と実物ではモニター環境の違いなどにより若干異なる場合がございますので予めご了承下さい。
※価格にはお仕立て代は含まれておりません。(お仕立ては当ページのオプション選択より商品と同時にご注文下さい)
【お仕立て代 期間】
海外縫製 約50日 国内縫製 約40日
※支払後 寸法確定後の所要期間です。
※GW お盆 年末年始など長期休暇が絡む場合は約10日程余分にお日にちを頂きます。
海外単衣手縫い縫製・・24,840円
国内単衣手縫い縫製・・35,640円
※いずれも地入れ 正絹絽衿裏 背伏込み
正絹居敷当(お尻部分の補強)・・2,000円
水濡れにも安心 ガード加工・・5,400円
お仕立てに関しての詳しくはこちらもご参照ください。。
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