昔6:6 今3:3

2016/12/01


この6.6 と3.3という数字は何でしょう?
おそらく考えてもわかりません。
これで分かればカナリの呉服業界通かも。

前回、前々回と「店外催事」のお話をしましたが、大きな催し物を企画する場合には、売上の見込を予想します。

外会場で開催する呉服販売会は事前の集客が命です。
店頭の場合なら、店の前をフラッと通り掛かったお客様が立ち寄られる事も有りますが、外会場の場合はクローズ(招待制)で行うからです。

その集客人数が多ければ多いほど売上は上がるのが普通ですよね。

そこで、ご来店予定数から売上予測を出す法則が表題の6.6 や3.3です。

まだ意味不明ですね…

この数字…【お買い上げ率】と【平均客単価】なんです。

つまり、6.6の場合であれば。

◆ご来場数の6割がお買い上げになって、平均客単価が60万という意味です。

例えば、100人の来場予定があれば、6割の60人が着物や帯を60万ご購入されて売上3,600万見込めるという計算です。
今から15年ほど前はこんなイメージでした。

それが…

10年ほど前からは3.3

つまり、3割のご購入で平均客単価30万
同じ100人のご来場でも売上は900万  15年前の4分の1しか見込めなくてなってしまいました。

あくまでも、この数字は大手のチェーン店の話ですし、細かな真偽のほどは定かでは有りません。念のため。

今日はここまで。


写真は門真市にある三島神社の楠※記事の内容とは関係ありませんが、、、あまりにも大きかったのでご紹介!

三島神社 楠