成謙 琳派蝶

2026/07/03


成謙工房
京都工芸染匠 
本金箔 手描き友禅
琳派蝶
人生の新しい門出を重ねる吉祥文様


京友禅のハイブランド「成謙工房」─ 伝統と洗練が交わる最高峰
日本が誇る伝統工芸「京友禅」の世界において、業界筋から極めて高い評価と人気を集める京都工芸染匠「成謙工房」。確かな伝統技術に現代の空気を纏わせた作品の数々は、一流着物雑誌やドラマ衣装などのメディアでも度々採用され、全国の着物愛好家から熱烈な支持を集めています。











モデル画像はAI作成のイメージですので不自然な箇所がございますがご容赦下さい。








【産地】京都 
【品質】絹100% 高級塩瀬生地  一流メーカー「伊と幸」謹製
【製造元】成謙工房 京都工芸染匠
【着用時期】9月頃~翌年6月頃 (袷・単衣のシーズン)
【長さ】お仕立て上がり 370cmにさせて頂きます。
※ご希望の長さがございましたらご注文手続きの際 フリー記入欄からお知らせください。最大約420cm程度まで可能です。



華やかさと奥ゆかしさを兼ね備えた吉祥文様「琳派蝶」。しなやかな曲線や金銀箔を用いた装飾性の高い構図といった、伝統的な琳派の美意識を現代的にアレンジした優美な意匠です。

蝶の柄は古来より、幼虫から蛹(さなぎ)となり華麗な姿へとドラマティックに変容を遂げる事から、「変化・成長・飛躍」を表す吉祥文様とされてきました。健やかな成長や人生の新しい門出を重ねるのです。また、平安時代から装束や蒔絵などの工芸品、琳派をはじめとする絵画の題材に取り入れられ、古くから高貴で縁起のよい柄として親しまれてきました。
















淡藤色の清廉な地色に、ふわりと舞い降りた二頭の蝶。京友禅の美を今に伝える「成謙工房」が手掛けた、琳派調の意匠がひときわ目を引く美しい作品です。
最大の特徴は、その精緻で奥深い「金銀箔」の表現にあります。大胆な構図で描かれた大きな蝶には、豪奢な金箔が施され、寄り添う下の蝶には澄んだ銀箔があしらわれています。金銀箔には蜘蛛の巣のような繊細な箔割れがあり、金箔からはボルドー色、銀箔には綺麗なターコイズグリーンが覗いています。このひび割れが、張り詰めた空気から解放されるような抜け感を生み出し、金と銀、二つの異なる輝きが交差することで、静寂のなかにも圧倒的な気品と生命力が息づいているのです。

長く伸びる触角の流麗な金銀の線は、空間に優美な動きを与え、日本美術特有の「余白の美」を見事に体現しています。古典的な琳派の意匠を、現代的な洗練へと昇華させたこの琳派蝶は、装う方の所作をより一層美しく、印象的に彩ることでしょう。成謙ならではの誇り高き職人技を纏ってみませんか。













真綿型 金彩友禅
蝶を象る金銀箔には蜘蛛の巣のような繊細な箔割れがあるのが見て取れます、金箔からはボルドー、銀箔には綺麗なターコイズグリーンが覗いています。このひび割れが、解放されるような抜け感を生み出しています。これは非常に珍しい箔置きの技法が用いることで実現されています。

箔を置く前に、ボルドーとターコイズグリーンの染料で蝶の姿を染め上げた後に、真綿を蜘蛛の巣状に薄く伸ばしたものを柄に置き、その上から金銀箔のシートを載せることで、真綿の部分には箔が載らずに部分的にボルドーとターコイズグリーンの色が見えるといった原理です。















下は裏から見た柄部分の画像
下の画像は帯を裏から見たものです。ワインとグリーンの蝶を糸目友禅の技法で染め上げた後で、蜘蛛の巣のように割れた真綿型で本金銀箔を貼っています。箔の割れからほんの少し覗くワインとターコイズグリーンが蝶に息吹を与えて、活き活きとした印象に仕上がるのです。









本糸目友禅 手描き友禅
生地の下に下絵を置いて光をあてる事で下絵が生地に透けます。下絵に沿って輪郭を青花を用いて手作業で下書きし、糊を置いて輪郭を防染します。そして手挿しによって柄を彩色した後に水洗いして糊を落とすと輪郭部分が白く染残ります。この技法を糸目友禅染と呼びます。下絵、防染、彩色、そして地色の引染めと各工程をその道のスペシャリストが分業して行います。全ての工程を手作業で行う本格友禅は職人技が結集する事で一つの作品を生み出すのです。
※型紙を用いた手捺染、型を彫った金属製のロールを回転させて染める機械捺染なども友禅染に分類されますが、これらは本友禅とは謳えません。

京友禅
今から約300年もの昔 元禄時代の頃、京都の扇絵師 宮崎友禅斎が確立させた華やかな染め物として一世風靡した染色技法。
四季折々の花鳥山水の文様などを多種多様な技法、色取り取りの色彩を用いて現した京友禅は絵画のように思うがままの文様を表現する事が可能となり、日本の伝統工芸品として着物や帯の染色技法に無くてはならない存在として現在に至るまで確固たる地位を築いています。

京都工芸染匠 成謙(なりけん)
昭和40年 渡辺謙三が創業、現在は二代目 渡辺賢太郎氏が着物プロデュースから経営までを引き継ぎ京友禅の染元として着物ヘビーユーザーからの知名度も高く人気を誇るとともに専門店筋やデパート筋からも高い評価を得ている名門です。












「伝統を彩る、モダンなエッセンス」
成謙工房の最大の魅力は、古典柄の中にも非常に都会的で洗練された意匠と色彩感覚にあります。約20にも及ぶ工程を束ねる「染匠(プロデューサー)」として、専門職人たちの高度な技術を引き出し、一枚の芸術的な作品へと導きます。
さらに特筆すべきは、完全分業制が主流の業界において、自社工房で若手職人を正社員として登用し育成している点です。デザイン、下絵、糸目糊置き、色挿し、糊伏といったメインとなる工程を4名程度の職人さんによって行われています。重要工程を社内で行うことで、細やかな美の意図をダイレクトに作品に反映し、妥協のない最高品質のものづくりを実現しています。
「成謙を持っていれば間違いない」。そう言わしめるほどの厚い信頼と数々の受賞歴を誇る実力派。決して古い型にはまらない「今の時代に求められる最高峰の京友禅」を、ぜひお手元でご堪能ください。













「伊と幸」 謹製 高級塩瀬
本品は京都室町で1931年創業の老舗「伊と幸(いとこう)」謹製 高級塩瀬生地が染地として用いられています。我々業界人の間では、伊と幸の生地が使われていることが高級品の証の一つになっています。絹への拘りと確かな製品管理によって生まれる染地は、京友禅の美しさを余すところ無く引き出すがゆえに、染め上がった作品がより一層輝くのです。


塩瀬生地
縦糸に対して太目の緯糸をしっかりと打ち込んだ塩瀬生地は、凛としたハリとしなやかさを兼ね備えスキットした風合いの白生地に仕上がります。横方向に畦模様が現れるのが特徴で、染料の発色が良く、透明感溢れる色彩を実現してくれるのです。現在は生産数が激減している白生地の中でも、塩瀬に関しては更に希少となっています。


























京友禅のハイブランド 高級染元 「成謙工房」が手掛ける至高の逸品 塩瀬九寸名古屋帯。お太鼓という限られた空間に無限の奥行きを感じさせます。伝統の技と現代の感性が融合し、問屋筋、専門店筋から着物愛好家に至るまで「成謙なら間違いない」と厚い信頼を集める最高峰の技術と意匠。無地感覚の紬や小紋、スッキリとした付下や色無地などに合わせれば、帯が主役となるワンランク上のお洒落スタイルに、総柄のお着物とコーディネートすれば、帯の無地場が引き立ち、力の抜けた大人の余裕をかもし出します
品質・センス・価格のどれを取っても自信をもっておススメしますので、お目に留まりましたらお手元にお迎えください。
スポットガーデン 筑摩和之


※写真と実物とはモニターや画像処理の関係上、色目が若干異なって見える場合がございますので予めご理解ください。
※価格にお仕立て代は含まれておりません。
※お仕立てをご依頼の場合には、本ページに設置のオプションからそれぞれの項目をご注文と同時にお選びください。

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【お仕立てについて】
【九寸名古屋帯】
1「名古屋帯仕立て」5,400円
手先からお太鼓までを半分に折って芯を入れて仕立てます。
※最も一般的なお仕立て方法です。

2「開き仕立て(裏地無し)」9,720円
手先を半分に折らずに全て平らにして芯を入れて仕立て、手先から胴巻きの部分に裏地を付けません。

3「開き仕立て(裏地付き)」12,420円
2の開き仕立てで裏地(綿モス)を付けます。
※裏地の色はお任せになります。

※塩瀬生地と帯芯との滑りを軽減させる起毛芯をお勧めします。・・別途1,080円

(帯ガード加工)
・雨やお食事時にも安心のガード加工:3,240円

※国内手縫い仕立てです。

お仕立て期間:約4週間(名古屋帯仕立て)
※開き仕立て・松葉仕立ての場合は約5週間
※GW お盆 年末年始など長期休暇を挟む場合は通常よりもお日にちが掛かります。また、混みあった際にも日数を頂きますので着用日が決まっている場合は余裕をもってご依頼ください。

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