【産地】京都 西陣
【品質】絹99% 絹96% レーヨン2% ポリエステル1% 指定外繊維(紙)1%
【製造元】帯屋捨松
【着用時期】6月~9月(単衣・夏)
【長さ】お仕立て上がり約370cm ※最大が約370cmです。
「あしらい」の心を感じて
もてなし 趣をそろえる 心を通わせる美しい意味を持つ日本の心をお召しになる方に届けたい。その思いを織に託し素晴らしい作品を世に送り出す織元「帯屋捨松」一目で分かる唯一無二の個性を放つ品々は着姿を上品かつお洒落に彩ります。
帯屋捨松さんの魅力はの一つは美しい色彩感覚に有ります。本品においても何気ない色のニュアンスが、有りそうで他には無い美しさを放つのです。透明感と存在感、相反する感性が見事に同居する色使いにため息が溢れるほどに心に響き、これこそが「あしらい」を具現化しているのかも知れません。
無駄を省かず ゆっくりと時間を掛けて製作する。時代に逆行しているかも知れませんが、それ故に言葉では説明する事が出来ない奥深い品が完成します。
一例を挙げると、図案を紋に落とす際 一般的にはコンピューターを使います。しかし帯屋捨松さんでは手描きによって行われます。一見すると同じ柄の帯であっても、手描きで起こされた柄は奥行きや趣といった曖昧な深みが生まれるのだそうです。また、一色に見える色も何色かを紡ぎ合わせる事で生きた色調になるのです。
帯屋捨松さんの作品は何故着物愛好家の心を掴むのか、その答えがそこに有るのです。
ストライプ状に隙間が空けられた夏の帯地はスキっとした印象とともに、サラリとした手触りで軽くてしなやかな風合いに仕上げられています。
帯屋捨松 西陣織工業組合組合員番号48安政年間創業(1853年〜1859年)。量より質に拘り唯一無二の個性を放つ作品を世に送り続ける西陣織の老舗。十数人居られる従業員は営業職や経理といった担当に関わらず週2回の勉強会を行い織物の技術を学び習得するという正に帯のプロ集団です。
世界に誇る織の技 「西陣織」
室町時代 応仁の乱(1467年〜1477年)が終わり、各地に離散していた織職人達が西軍の陣地が置かれた辺りに集まり織物を再開し、織物の町として栄えました。
西軍の陣地跡からその地域を西陣と呼び「西陣織」の名が付きました。以降500年以上に渡り織物の名産地としてその名を馳せ現在においても日本最大の産地として着物業界において無くてはならない存在になっています。
夏の装いを上品かつお洒落に彩る帯屋捨松九寸名古屋帯。軽くて抜群の締め心地の良さを感じさせる名品に心奪われるに違い有りません。今回、現品限りではございますがお値打ち価格で入手致しましたので、色柄がお好みでしたら迷わずお手元にお迎え下さい。自信を持ってオススメさせていただきます。
スポットガーデン 筑摩和之
※写真と実物とはモニターや画像処理の関係上、色目が若干異なって見える場合がございますので予めご理解ください。
※価格にお仕立て代は含まれておりません。
※お仕立てをご依頼の場合には、本ページに設置のオプションからそれぞれの項目をご注文と同時にお選びください。
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【お仕立てについて】
※本品は夏用の帯芯を使用させていただきます。
【九寸名古屋帯】
1「名古屋帯仕立て」5,400円
手先からお太鼓までを半分に折って芯を入れて仕立てます。
※最も一般的なお仕立て方法です。
2「開き仕立て(裏地無し)」9,720円
手先を半分に折らずに全て平らにして芯を入れて仕立て、手先から胴巻きの部分に裏地を付けません。
3「開き仕立て(裏地付き)」12,420円
2の開き仕立てで裏地(綿モス)を付けます。
※裏地の色はお任せになります。
※夏用の裏地では有りません。
(帯ガード加工)
・雨やお食事時にも安心のガード加工:3,240円
※国内手縫い仕立てです。
お仕立て期間:約4週間(名古屋帯仕立て)
※開き仕立て・松葉仕立ての場合は約4週間~5週間
※GW お盆 年末年始など長期休暇を挟む場合は通常よりもお日にちが掛かります。また、混みあった際にも日数を頂きますので着用日が決まっている場合は余裕をもってご依頼ください。