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【小千谷紬】【古典絣繋ぎ糸】【柿渋染/チタン媒染】【手紡ぎ真綿】【くるまや工房伝統工芸士高橋克明】【経済産業大臣指定伝統的工芸品】【絹100%】【送料無料】

価格:298,000円(税込) 56%OFF

一般参考価格: ~~680,000円(税込)~~

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商品説明

Name: 【小千谷紬】【古典絣 繋ぎ糸】【柿渋染/チタン媒染】【手紡ぎ 真綿】【くるまや工房 伝統工芸士 高橋克明】【経済産業大臣指定伝統的工芸品】【絹100%】【送料無料】
SKU: oziyatsunagi2402
Price: 298000 JPY
Availability: InStock

歴史という絣を身に纏う

小千谷紬

古典絣つなぎ糸

感性に任せた織り模様

この世で1点限り

贅沢なお洒落をご堪能下さい

越後おぐにくるまや工房

伝統工芸士高橋克明

【産地】新潟県小千谷市おぐに町

【製造元】くるまや工房高三織物伝統工芸士高橋克明

【品質】絹100%（手紡ぎ真綿）

【染色】柿渋染：チタン媒染

【生地幅】約38cm(裄丈約70cm 1尺8寸5分まで対応)

【着用時期】9月から翌年6月頃(袷・単衣)

小千谷紬古典絣つなぎ糸

歴史という絣を身に纏う。
工房が長年に渡り積み重ねてきた幾種もの絣模様を繋ぎ合わせて一反の布に織り上げられた貴重な名品です。

雪深い町小千谷市おぐに町で生まれた絣織物。手紡ぎ真綿の温もりに織子の感性と確かな技術が織りなす絣模様が手紡ぎ真綿の温もりと相まって、工芸味溢れる手仕事の趣深さとともに伝統工芸の風格を漂わせます。様々な絣模様を繋ぎ合わせ一反の布を作り上げるこの作品には設計図はございません。60を超える柄の順番や幅は織子さんの感性に委ねられています。そうして織上がった布に同じ配列の品は存在せず、この世で1点だけの特別な織物になるのです。
※製造元である「くるまや工房」さんが今までに製作された柄の残糸を集めて一反に仕上げられています。

１つの反物を順繰りに撮影したのが以下の5枚の画像です。

小さくて分かりずらいですが、幾種のも絣模様が連なっているのがお判りいただけます。織子さんの感性に任せて順番や柄の幅を決めながら１枚分の反物が出来上がります。

手仕事が織りなす工芸の極み

あまたの柄を組み合わせ横段に配された繋ぎ絣。その柄数は実に60を超えます。織元に所蔵されている様々な絣柄の糸を組み合わせ、職人の感性により柄の配置や幅に織り上げ一反の布が完成します。

柄が変わるごとに緯糸を交換して織り進める作業はまさに職人泣かせであり、手間暇と高度な技術が必要とされることから、織子さんは一反織り上げると「二度とやりたくない」とまで言わせるほど大変な作業なのです。

織元の想い

幾多の絵柄と何百通りもの組み合わせにより出来たこの製品は、一反一反

が異なる唯一の趣きをもつ伝統の小千谷紬でございます。

およそ三万二千本ほどの絣糸をヨコ糸とし、絵柄を変えるたびにつなぎ織って行く伝統の技法を存分に盛り込んだ品でございます。

数多くの絣絵柄は豪華さと優雅さを合わせ持ち、長きに渡り御愛用頂ける当工房自慢の逸品でございます。

伝統のすり込み絣を月日を掛けて丹念に織り上げた大変希少な一品でございます。

個性豊かに貴女だけの趣を末永くお楽しみ頂ければ幸いでございます。

越後おぐに　くるまや工房

柿渋×チタン媒染

まろやかさと深みを併せ持つ魅力的な色。渋柿から抽出される液体を原料として作られた染材に浸け込み茶系に染めた後、チタンを用いて媒染すると黄土色に染め上がります。柿渋染めの品を見かける事は多いかもしれません。しかしチタンで媒染したこのような色目を見ることは無く、まろやかで深みのある唯一無二の魅力を感じさせるのです。

本品については、緯糸は残糸である茶系やグリーン系の柄糸が用いられ、経糸に柿渋チタン媒染糸を用いる事により全体的に黄色味がかった色に織上がっています。

製造元である「くるまや工房」さんは柿泥染や本松煙染といった独自で開発された染色技法を得意とする工房であり、くるまや工房さんの染織に対する情熱や挑戦の精神が宿っているのです。

下の画像・・柿渋染チタン媒染で染め上げられた経糸

経糸に用いることで全体的にオレンジのベールが掛かったような色目に仕上がります。

手織りの工程の前に絣糸を作らなければならない事を忘れてはいけません。

本品には60種類を超える絵絣柄が用いられています。これらの絣模様は１反を織り上げるには足りない中途半端に残った絣糸が使用されています。

小千谷紬の絣糸は「木羽定規(こばじょうぎ)」と呼ばれる技法(道具)によって作られています。薄い板を重ね図案を描いたものをバラして糸に柄の目印を付けます。そして摺込み技法によって目印にそって糸に染料を摺込んで絣とに仕上げられます。

まさに、くるまや工房の歴史が詰まった織物なのです。

※下の画像（上）木羽定規　(下)摺込み染色工程

下の木羽定規に彩色されている色は反物に染めるときの色ではなく、配色の目印になっているものです。

くるまや工房さんからのメッセージ

本製品は絹真綿より手紡ぎした真綿糸を経糸ヨコ糸にと使用し織り込んでおります。

手で紡いだ糸にはおのずと太細が出来、自然が織り成すやさしい風合いのぬくもり布となります。キカイ的に製り上げた糸にはない味、手作り糸だけが持ち合わせるぬくもり色の陽だまり感です。

自然を大切に糸をいじめず１本１本織り込む織子さんの手技はいとおしみです。太糸細糸無理せずいじめずそっとやさしく丹念に・・・

太細糸による濃淡、経ぶし縞は自然布を愛する作り屋の思いやりからなる心の表われです。

どうぞ糸の楽しさ、手作り真綿糸のぬくさ、やさしさを御愛用頂ければ幸甚でございます。

くるまや　敬白

手紡ぎ真綿糸の大小の節がランダムに現れており素朴な工芸味がお楽しみいただけます。また、実際に触れるとサラリとした風合いですので、単衣仕立てにもおススメです。

経糸がチタン媒染によって、しなやかな滑りを持つ感触に仕上がっているためだと思われます。

くるまや工房さんが所蔵する絣糸を織子さんに託し織り上げられています。柄の配列や幅は織子さんの感性に委ねられており、二度と同じ品が出来ることはなくこの世に1点しか存在しない織物が生まれます。柄が変わるごとに緯糸を交換して織り進められる工程は職人の技術に加え根気と手間暇が必要とされ、この織りに従事できる織子さんはほんの一握りしか居られません。

くるまや工房さんが手掛ける「つなぎ糸」には手織りの品もございますが、本品は緯糸の打ち込みは動力を使って行われています。動力織機を用いているとはいえ、緯糸を通し絣の柄を合わせる作業は職人の手仕事で行われ、高度な技術が必要とされることは言うまでもありません。この工程に従事される職人さんが減ってしまい今では殆ど生産されておらず、驚くべきことに手織りの職人さんの方が人数が多いほどなのです。