【本場結城紬】【地機織手織り】【グレー地雪輪文様】【亀甲絣・縦緯絣】【絹100% 縦緯手紡ぎ真綿】【宮崎株式会社】【国の重要無形文化財指定技術】【紬専門問屋決算放出品激安アウトレット】【地入れ済】【送料無料】

価格:0円(税込)

商品説明

Name: 【本場結城紬】【地機織 手織り】【グレー地 雪輪文様】【亀甲絣・縦緯絣】【絹100% 縦緯手紡ぎ真綿】【宮崎株式会社】【国の重要無形文化財指定技術】【紬専門問屋決算放出品 激安アウトレット】【地入れ済】【送料無料】
SKU: honbayuki2208
Availability: OutOfStock

本場結城紬地機

国の重要無形文化財指定ユネスコ文化遺産登録

手紡ぎ・手括り・居座機

卓越した職人の手仕事が集結

大雪輪文様 100亀甲

地入れ済

紬専門問屋決算放出品激安

1点限り

【産地】茨城県

【製造】宮崎(株)

【製法】国の重要無形文化財指定技術使用

【品質】絹100% 縦緯手紡ぎ真綿

【生地幅】約38.5cm(裄丈71cm 1尺8寸8分まで対応)

【ご着用時期】袷から単衣※9月～翌年6月頃

着物愛好家の憧れ「本場結城紬」袖を通せば必ず満足していただける着心地の良さ。卓越した職人の手仕事が生み出す紬の最高峰「本場結城紬地機織」国の重要無形文化財にも指定されている極みの技をご堪能下さい。

お召しになれば必ず実感していただける安らぎと温もり。縦糸緯糸全てに人の手で真綿から引き出された手紡ぎ糸が用いられておりその軽くてふっくらとした風合いに心癒され至福の感情に満たされるに違いありません。

結城地方では真冬でも単衣仕立てで御召しになられているほど温かい織物なのです。

グレーの無地場に雪輪の文様が亀甲絣と緯絣の技法で表されています。2種類の絣を用いる事で柄に奥行きが生まれ、シンプルな色合いの中に優しく浮かぶ雪輪文様が趣深い印象をかもし出すのです。

雪輪文様

雪の結晶をモチーフに考案された伝統文様で、冬に積もった雪が春に溶けだして農作物を潤すことから豊作をもたらすものと考えられ吉祥文様とされています。また、涼やかさをイメージする事から夏のお柄としても好まれています。雪の結晶の柄ですが、デフォルメされた幾何学文様ですので季節関係なく年間通じてお楽しみいただける人気を博するお柄です。

亀甲絣で縁どられた雪輪文様と、亀甲絣ではない縦緯絣で織り出された雪輪文様が並べられたお柄になっており、後者は滲むような感じに見え、亀甲絣の雪輪とのコントラストが奥行を感じる変化を生み出しています。

国の重要無形文化財指定「本場結城紬地機」

手紡ぎ

真綿から撚りを掛けながら引き出し糸に仕上げる手紡ぎの作業は決して日の当たる仕事ではありません。しかし結城紬の命は間違いなく糸にあるのです。手紡ぎ真綿糸が生み出す極上の風合いが結城紬最大の魅力なのですが、その作業に従事される職人さんの高齢化により生産量は年々少なくなり希少な糸になっています。事実、結城紬卸商協同組合のホームページを見るとトップページに「糸をつむぐ人募集説明会」の案内が掲載されており、結城紬の命ともいえる糸が作れなくなっている深刻な状況なのです。

いざり機（地機）

手紡ぎ真綿糸の魅力を最大限に引き出すのがいざり機(地機）で製織する事です。地面に座りタテ糸を腰に巻き付け己の技と感覚のみでタテ糸の張力を調節しながら大きな杼でしっかりとヨコ糸を打ち込み織り進めていくというもっとも原始的な機織り機がいざり機(地機)であり、職人の数も少なく非常に手間暇が掛かる織物なのです。

手括り(てくくり)

結城紬に用いられる絣糸は手括りによって防染されています。細密な絣柄を計算されつくした中で糸を括っていく作業は高度な技術はもちろん忍耐力が必要とされることは言うまでも有りません。糸を作り、柄を作り、織り上げる。これら全てが分業制になっており、どの工程が無くなっても結城紬の歴史が途絶えてしまいます。それぞれの職人の確保と育成こそがこの最高峰の織物を未来にわたって継承できるかにかかっているのです。

一つ一つが亀の甲羅のような形をした亀甲絣は結城紬の代名詞と言ってもいい絣であり「亀は万年」とも形容されるように吉祥文様でもあります。

少し滲んだように表現された縦緯絣（画像下)

手紡ぎ糸の温もり

人の手仕事で真綿から紡がれる手紡ぎ糸が生み出すランダムな節が素朴で味わい深い趣があり、ふっくらとした風合いは優しい温もりを感じさせます。産地紬においてタテヨコ全ての糸に手紡ぎ真綿が用いられているのは本場結城紬であり、見た目のボリューム感も他産地の紬織物とはひと味もふた味も違います。だからこその温もりを是非感じていただきたいのです。

その結城紬の中にあっても宮崎株式会社さんのお品は糸質も優れており、専門業者間の評価も高く限られた経路でなければ流通する事がありませんので希少性の高い結城紬の一つです。

本場結城紬重要無形文化財指定とは

結城紬と一括りに言っても価格帯が広い事はご存知かと思います。

十数万円のものもあれば、見た目はさほど変わらないのに数百万円にもなる非常に高額なものも存在します。その価格の違いはどこにあるのでしょうか。

先程までご説明してきた手紡ぎ真綿を100%使用しているものとそうでないものといった糸の違いや、手織り(地機高機)のものと動力織機との違い、絣の作り方大きくはこの3つの工程の違いが価格を左右します。また結城紬は糸が命とも言われるほどに、手紡ぎ糸の使用割合が布の風合いを大きく左右するのです。

そして縦緯手紡ぎ真綿糸100%で手織りされたものだけが本場結城紬と本場の２文字を頭に付けて呼ぶ事が出来るのです。

・糸は手紡ぎ真綿100%である事

・絣は手括りによる事

・地機で製織する事

大きくはこの3つの条件が満たされている事が国の重要無形文化財技術指定の必須条件になっています。

更に細かく申し上げると、縦緯真綿100%で高機または地機で製織されている品に対して本場という言葉を付ける事が許されます。

※本品は地機で製織されています。

本場結城紬とそうでない結城紬(石下結城紬や単に結城紬と呼ばれます)の簡単な見分け方は貼付されているラベルを見ると一目瞭然です。

本場結城紬は結そうでないものは紬と記載されています。

高機(たかはた)と地機(じばた)

手織りで製織される機織り機には一般的に2種類あります。

高機は縦糸を機に固定し、職人が椅子に腰かけて緯糸を打ち込む織機です。一方地機は職人が地面に座り込み縦糸を自身の腰に巻き付け腰で張力を調節しながら織り進められます。高機に比べ格段に風合い良く仕上がるのですが、高い技術力を必要とし製織に3倍の時間を要します。

※本品は地機で製織されています。

ご紹介してきたのですが、本品が何故訳有り品かをご説明いたします。

真綿紬織物の最高峰「本場結城紬地機織」。人気の雪輪文様とグレーのカラーリングがシンプルさの中に洗練されたお洒落と本物の風格を漂わせます。着物愛好家なら誰もが憧れる特級品を大変お買い得価格でご提供させて頂きます。日頃は高額ゆえに仕入れる事がございませんが、紬専門問屋様の決算放出品として1点限りではございますが入手することが叶いました。この品質とセンスであれば通常は絶対に手に入れる事は出来ない価格です。

自信を持っておススメさせていただきますのでお気に入りの色柄でしたら迷わずお求めください。

スポットガーデン　筑摩和之

※トルソー着装写真の柄の位置はイメージですので予めご了承ください。