【産地】兵庫県
【品質】綿100%(緯糸の一部に「絹つまみ糸」使用)
【製造元】あおがき丹波布工房
【帯幅】31cm 【長さ】約500cm
【使用染料】栗・藍
◎木綿のふっくらした風合いと人の手の温もりがほっこりとした気分にさせてくれる希少で貴重な【丹波布】八寸名古屋帯です。
【丹波布】は、兵庫県 丹波市青垣で伝承されている非常に希少性の高い織物です。
「兵庫県指定伝統的工芸品」 「記録作成無形文化財」(記録作成等の措置を講ずべき無形文化財)に指定されています。(★重要無形文化財には指定されていないものの中でも、我が国の工芸技術の変遷の過程を知る上に貴重なものだけが指定されます)
丹波布は、江戸末期から明治中期まで農家の閑散期に丹波地方の佐治を中心に盛んに織られて愛用されていました。明治末期に時代の流れにより一時途絶えていたその技術を昭和に入り復刻させて再び織られ始めました。
「手で糸を紡ぎ」、「植物染料で染め」、「人の手で織られた」手作りならではの風合いを感じていただけます。生産量は極めて少なく我々業界に携わっている者でも中々お目にかかれない希少品です。
「藍」と里山に自生する「栗」で染められた草木染の糸で格子柄を表現し、更に織組織に変化をもたせ、まるで竹を編み上げているかのような立体感が、シンプルな柄の中にも奥行が感じられます。
綿独特のふっくらとした柔らかさがあり、洗練されたデザインとともに、女性らしい優しさと力強さが表現されています。
また、丹波布の大きな特徴として、緯糸の一部(ごくわずか)に「絹つまみ糸」という絹糸を間隔を開けて織り込まれています。
※「絹つまみ糸」とは、出荷できないB級品の繭からつまみ出した絹糸のことです
小千谷紬 柿泥染の着物とのコーディネート
信州飯田紬とのコーディネート
越後 本塩沢とのコーディネート
本場黒黄八丈とのコーディネート
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全国各地の伝統織物とコーディネートしてもしっくりと落ち着きがあり、決して邪魔することなく着物姿をより引き立ててくれる逸品アイテムです。
※写真と実物ではモニター環境などにより若干異なって見える場合がございますので予めご了承下さい。
お仕立てについて・・
お仕立てをご希望の場合はオプションにて各項目をお選びください。
国内仕立て お仕立て期間:約20日
・お仕立て方法:
1、 手先を約40cmほど半分に折ってかがり、残りは平らに仕立てる「松葉仕立て」(帯芯は入れません)
2、 手先を半分に折らずに全て平らに仕立てる「平仕立て」(帯芯は入れません)
3、 ガード加工(雨や水分汚れに安心です)3,240円