シークレット販売(伊勢型)
●伊勢型 シークレットSALE 重要無形文化財 人間国宝

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- 2026.09.17
- 13:58
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★在庫有り★伊勢型小紋 中村勇二郎 稲穂 青緑
伊勢型
人間国宝 中村勇二郎
彫師×染師 神業の競演
柄名:稲穂
お守りのように長く大切にしたい一枚
【型紙製作者】中村勇二郎 人間国宝 道具彫り 国の重要無形文化財技術保持者
【染元】染処古今(所在地:京都)
【品質】絹100%:濱縮緬
【生地幅】約38cm(裄丈約71cm 1尺8寸8分まで対応)
【着用時期】9月頃から翌年6月頃(袷 単衣)
彫師の神業とも言える手仕事、染師の研ぎ澄まされた感性が融合する事によって出来上がる伊勢型小紋。
連なる点が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒の様な煌めき。それらは卓越した職人技によって生み出されるのです。
連なる点が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒の様な煌めき。それらは卓越した職人技によって生み出されるのです。
本品は、道具彫りの重要無形文化財技術保持者人間国宝 故)中村勇二郎氏が彫り上げた伊勢型紙を用い、伊勢型専門染工房「染処古今(そめどころここん)」によって染め上げられました。
【作品名:稲穂】
たわわに実り、黄金色に頭を垂れる「稲穂」は、古くから豊作と幸福のシンボルとして愛されてきた吉祥文様です。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のことわざが示すように、成果や人望を集めるほどに謙虚であり、徳を積む人の美しさを願う意味が込められています。また、一粒の籾(もみ)から幾千もの米が実ることから「子孫繁栄」や「商売繁盛」「財運の向上」を象徴し、人生の節目や門出にふさわしい大きな力を宿しています。
人間国宝・中村勇二郎が彫り上げた繊細な点描で描かれる稲穂は、染処古今の深みある色彩の中に、静かで力強い瑞祥の光を放ちます。身に纏うだけで豊かな福運に包まれるような、お守りのように長く大切にしたい一枚です。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のことわざが示すように、成果や人望を集めるほどに謙虚であり、徳を積む人の美しさを願う意味が込められています。また、一粒の籾(もみ)から幾千もの米が実ることから「子孫繁栄」や「商売繁盛」「財運の向上」を象徴し、人生の節目や門出にふさわしい大きな力を宿しています。
人間国宝・中村勇二郎が彫り上げた繊細な点描で描かれる稲穂は、染処古今の深みある色彩の中に、静かで力強い瑞祥の光を放ちます。身に纏うだけで豊かな福運に包まれるような、お守りのように長く大切にしたい一枚です。
【伊勢型紙】
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。
錐(きり)彫り・・もっとも古くからある彫り技法、半円形の刃先の小刀を用い、丸い小さな穴を無数に開けてあらゆる文様を作り出します。小紋三役と呼ばれる鮫、通し、行儀といった文様は錐彫りの技法で彫られます。
突彫り・・友禅などやや大柄の文様を彫るのに適しています。細長い三日月型の小刀を使います。傾斜の付いた机の上に地紙を数枚重ねて穴板の上に置き、垂直に突く様にして小刀を彫り進めます。
道具彫り・・小刀の先が花、扇、菱などの形に作られているものを突いて彫り抜く技法。錐彫りとともに小紋用に最もよく用いられます。
縞彫り・・毛髪の様に微細な筋を何百本も彫って極細の縞柄を作る技法。
型紙は一度に数枚重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなるそうです。ゆえに型紙がすべて寿命を迎えた時、その柄は終了となるのですが、その前に製作者な亡くなったとしても、死してなお製作した型紙から作品が生み出されるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。
型紙は一度に数枚重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなるそうです。ゆえに型紙がすべて寿命を迎えた時、その柄は終了となるのですが、その前に製作者な亡くなったとしても、死してなお製作した型紙から作品が生み出されるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。
本作品に関しても、製作者 中村勇二郎氏はお亡くなりになっていますので、型紙が寿命を迎えた時 二度と染める事は出来ません。
出来上がった型紙は染の専門工場が買取り、白生地に染め上げられ反物が出来上がります。
【伊勢型紙で染める】
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。
【伊勢型の歴史】
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。
その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。
その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
その後江戸の町人らにも広がり、奢侈(ししゃ)禁止令(贅沢を禁止し倹約を推奨する命令)が出される中、遠目には地味に見える小さな柄の中に遊び心を取り入れた粋で洒落た柄を求め男女ともに流行していったのです。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。
昭和30年 第1回 人間国宝 国の重要無形文化財技術保持者に、突彫りの南部芳松氏、道具彫りの中村勇二郎氏、錐(きり)彫りの初代 六谷梅軒氏が認定されました。
【古今色の秘密】
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がります。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく長年の研究と職人の感性によって、既存の染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染
「染料に独自の調整を加える」
これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がります。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく長年の研究と職人の感性によって、既存の染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染
「染料に独自の調整を加える」
これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。

裏面は草木染と化学染料で引き染めされた青緑の染料が裏に通り、無地になっています。表面の地色は濃紺の色糊でしごき染めされている為、裏に色が通りません。
裏無地になっていますので単衣仕立てにされた場合もスキっとした粋なお洒落さが感じられます。
※裏は草木と化学染料の引き染めによる色が浸透し青緑の無地染めになっています。また、表面は濃紺の地染めの上から青緑の染料で重ね染めされています。
高級濱縮緬生地
染め生地は滋賀県長浜市を産地とする高級素材 濱縮緬の生地が用いられており、ドレープ性としっかりとした風合いを併せ持ち、伊勢型染の美しさを余すところなく伝えてくれますのでエレガントな着姿に仕上がります。
下の画像の青緑の染料で最後に引き染めされています。
彫師と染師の神業が共演して生まれる伊勢型小紋。人間国宝 中村勇二郎氏の型紙で染め上げられた「稲穂」。幸福の願いが詰まった粋なデザインを重要無形文化財指定の技術で染め上げられた贅沢品です。
高級生地 濱縮緬のしなやかなドレープ性と発色の美しさが染の素晴らしさを余すところなく伝えています。
型紙の寿命が尽きる時、もう2度と手にする事は叶いません。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
型紙の寿命が尽きる時、もう2度と手にする事は叶いません。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之
※写真と実物ではモニター環境などによって若干色が違って見えることがございます。
お仕立てに関して詳しくはこちらをご覧ください。
↓↓↓
こちら>>
※八掛色はご注文完了後にゆっくりお考えいただいても構いません。(八掛NO記入欄に「注文後決定」と記入して下さい。)
※縮緬向けパレスタイプ(無地またはボカシ)からお好みの色をお選びください。
八掛地色NO記入欄に「◯色系 無地orぼかしでお任せ」とご希望をご記入頂きましたらメールにてご提案させて頂きます。
【八掛地は下の画像をクリックしてお選びください】
- 2026.09.17
- 13:52
★在庫有り★伊勢型小紋 六谷梅軒 捻じ梅
伊勢型
人間国宝 六谷梅軒
彫師×染師 神業の競演
作品名 捻じ梅
高級 濱縮緬



【型紙製作者】六谷梅軒 人間国宝 錐彫り 国の重要無形文化財技術保持者
【染元】染処古今(所在地:京都)
【品質】絹100%:濱縮緬
【生地幅】約38cm(裄丈約70cm 1尺8寸5分まで対応)
【着用時期】10月頃から翌年5月頃(袷の季節)6月 9月(単衣の季節)
彫師の神業とも言える手仕事、染師の研ぎ澄まされた感性が融合する事によって出来上がる伊勢型小紋。
連なる点と線が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒のごとき煌めき。それらは卓越した職人の手仕事によって生み出されるのです。
連なる点と線が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒のごとき煌めき。それらは卓越した職人の手仕事によって生み出されるのです。
本作品「捻じ梅」錐彫りの重要無形文化財技術保持者人間国宝 故)六谷梅軒氏が彫り上げた伊勢型紙を用い、伊勢型専門染工房「染処古今(そめどころここん)」によって染め上げられました。


【伊勢型紙】
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。
錐(きり)彫り・・もっとも古くからある彫り技法、半円形の刃先の小刀を用い、丸い小さな穴を無数に開けてあらゆる文様を作り出します。小紋三役と呼ばれる鮫、通し、行儀といった文様は錐彫りの技法で彫られます。
突彫り・・友禅などやや大柄の文様を彫るのに適しています。細長い三日月型の小刀を使います。傾斜の付いた机の上に地紙を数枚重ねて穴板の上に置き、垂直に突く様にして小刀を彫り進めます。
道具彫り・・小刀の先が花、扇、菱などの形に作られているものを突いて彫り抜く技法。錐彫りとともに小紋用に最もよく用いられます。
縞彫り・・毛髪の様に微細な筋を何百本も彫って極細の縞柄を作る技法です。
型紙は一度に数枚分を重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなってしまう為、すべての型紙が寿命を迎えた時その柄の生産は終了となります。また、その前に型紙の製作者な亡くなったとしても、死してなお型紙から作品が生み出され続けるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。
型紙は一度に数枚分を重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなってしまう為、すべての型紙が寿命を迎えた時その柄の生産は終了となります。また、その前に型紙の製作者な亡くなったとしても、死してなお型紙から作品が生み出され続けるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。
本作品「捻じ梅」に関しても、製作者 六谷梅軒氏はお亡くなりになっていますので、型紙が寿命を迎えると同時に二度と染める事は出来ません。
型紙は染の専門工場が買取り、白生地に染め上げられ反物が出来上がります。


捻じ梅
梅の花の中心軸を捻じるようにして花弁を重ねた文様で学問の神様 菅原道真を祀る天満宮の神紋のとしても知られています。また前田利家など戦国武将の家紋にも用いられました。
梅は早春の寒い時期に咲くことから「不老不死 生命力 忍耐」の象徴とされ、香り高い花は「気品や高潔」を意味するものとして親しまれてきました。また花びらが5弁あることから「福 禄 寿 喜 財」の五福を表していると言い伝えられており、古来より様々な柄のモチーフとして重用されてきました。
光を受けて重なり合う小梅が優美な立体感を演出。伝統の気品とモダンな軽やかさを併せ持つ、大人の装いを上品に引き立てます。


【伊勢型紙で染める】
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。




【伊勢型の歴史】
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。
その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。
その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
その後江戸の町人らにも広がり、奢侈(ししゃ)禁止令(贅沢を禁止し倹約を推奨する命令)が出される中、遠目には地味に見える小さな柄の中に遊び心を取り入れた粋で洒落た柄を求め男女ともに流行していったのです。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。


昭和30年 第1回 人間国宝 国の重要無形文化財技術保持者に、突彫りの南部芳松氏、道具彫りの中村勇二郎氏、錐(きり)彫りの初代 六谷梅軒氏が認定されました。
【古今色の秘密】
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染
「染料に独自の調整を加える」
これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。


本品は濃緑の地色の上から紫がかったブルーの染料で引き染めされていますので、地色は濃い青緑に仕上がり、粒々部分がブルーに染め上がっています。
裏面は草木染と化学染料で引き染めされた染料が裏に通り、無地になっています。柄部分は色糊でしごき染めされている為、裏に色が通りません。


染め生地は滋賀県長浜市を産地とする高級素材 濱縮緬が用いられており、ドレープ性としっかりとした風合いを併せ持ち、伊勢型染の美しさを余すところなく伝えてくれますのでエレガントな着姿に仕上がります。



最後に鮮やかな紫がかったブルーの染料で引き染めされています。









彫師と染師の神業が共演して生まれる伊勢型小紋。人間国宝 六谷梅軒氏の型紙で染め上げられた作品「捻じ梅」。高級生地 濱縮緬のしっかりとしたドレープ性と発色の美しさが染の素晴らしさを余すところなく伝えています。
型紙の寿命が尽きる時、もう2度と手にする事は叶いません。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之


※写真と実物ではモニター環境などによって若干色が違って見えることがございます。
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※色はご注文完了後にゆっくりお考えいただいても構いません。(八掛NO記入欄に「注文後決定」と記入して下さい。)
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★八掛地の色をご依頼される場合は「八掛色NO」記入欄にご希望の色を記入して下さい。メールにて最終確認させて頂きます。
※色はご注文完了後にゆっくりお考えいただいても構いません。(八掛NO記入欄に「注文後決定」と記入して下さい。)
※縮緬向けパレスタイプからお好みの色をお選びください。
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- 2026.09.17
- 15:02
伊勢型小紋 六谷梅軒 鼓つなぎ 濃紺
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伊勢型
人間国宝 六谷梅軒
彫師×染師 神業の競演
作品名 鼓つなぎ
【型紙製作者】六谷梅軒 人間国宝 錐彫り 国の重要無形文化財技術保持者
【染元】染処古今(所在地:京都)
【品質】絹100%:濱縮緬
【生地幅】約38cm(裄丈約71cm 1尺8寸8分まで対応)
【着用時期】10月頃から翌年5月頃(袷の季節)6月 9月(単衣の季節)
彫師の神業とも言える手仕事、染師の研ぎ澄まされた感性が融合する事によって出来上がる伊勢型小紋。
連なる点と線が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒の様な煌めき。それらは卓越した職人技によって生み出されるのです。
連なる点と線が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒の様な煌めき。それらは卓越した職人技によって生み出されるのです。
本品は、錐彫りの重要無形文化財技術保持者人間国宝 故)六谷梅軒氏が彫り上げた伊勢型紙を用い、伊勢型専門染工房「染処古今(そめどころここん)」によって染め上げられました。
人間国宝・六谷梅軒の伝統の吉祥文様「鼓つなぎ」。錐彫り(きりぼり)の妙技が冴え渡ります。息をのむほど精緻な錐彫り(きりぼり)によって、無数の極小の点が打ち込まれ、リズミカルに連なる鼓の文様を美しく描き出しています。
人間国宝・六谷梅軒の伝統の吉祥文様「鼓つなぎ」。錐彫り(きりぼり)の妙技が冴え渡ります。息をのむほど精緻な錐彫り(きりぼり)によって、無数の極小の点が打ち込まれ、リズミカルに連なる鼓の文様を美しく描き出しています。
【伊勢型紙】
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。
錐(きり)彫り・・もっとも古くからある彫り技法、半円形の刃先の小刀を用い、丸い小さな穴を無数に開けてあらゆる文様を作り出します。小紋三役と呼ばれる鮫、通し、行儀といった文様は錐彫りの技法で彫られます。
突彫り・・友禅などやや大柄の文様を彫るのに適しています。細長い三日月型の小刀を使います。傾斜の付いた机の上に地紙を数枚重ねて穴板の上に置き、垂直に突く様にして小刀を彫り進めます。
道具彫り・・小刀の先が花、扇、菱などの形に作られているものを突いて彫り抜く技法。錐彫りとともに小紋用に最もよく用いられます。
縞彫り・・毛髪の様に微細な筋を何百本も彫って極細の縞柄を作る技法。
型紙は一度に数枚重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなるそうです。ゆえに型紙がすべて寿命を迎えた時、その柄は終了となるのですが、その前に製作者な亡くなったとしても、死してなお製作した型紙から作品が生み出されるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。
型紙は一度に数枚重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなるそうです。ゆえに型紙がすべて寿命を迎えた時、その柄は終了となるのですが、その前に製作者な亡くなったとしても、死してなお製作した型紙から作品が生み出されるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。
本作品に関しても、製作者 六谷梅軒氏はお亡くなりになっていますので、型紙が寿命を迎えると同時に終了してしまい、二度と染める事は出来ません。
出来上がった型紙は染の専門工場が買取り、白生地に染め上げられ反物が出来上がります。
【伊勢型紙で染める】
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。
【伊勢型の歴史】
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。
その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。
その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
その後江戸の町人らにも広がり、奢侈(ししゃ)禁止令(贅沢を禁止し倹約を推奨する命令)が出される中、遠目には地味に見える小さな柄の中に遊び心を取り入れた粋で洒落た柄を求め男女ともに流行していったのです。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。
昭和30年 第1回 人間国宝 国の重要無形文化財技術保持者に、突彫りの南部芳松氏、道具彫りの中村勇二郎氏、錐(きり)彫りの初代 六谷梅軒氏が認定されました。
【柄名 鼓つなぎ】
鼓(つづみ)は「よく鳴る」ことから「物事がよく成る」に通じ、美しい音が鳴り響くように慶びや実りが続くことを願う、大変縁起の良い文様。連続して連なる「つなぎ」の構図には、良縁や繁栄が途切れず続くようにとの祈りが込められています。
一見するとシックな無地のように映る静かな佇まいながら、近づくほどに極小の点が描き出す愛らしくもリズミカルな鼓の連なりが浮かび上がり、見る人を惹きつけます。
おめでたい意味が込められた格調高い意匠は、お茶席や日常の観劇、お出かけにも洗練された洒落感を添えてくれます。身に纏うだけで幸先の良さと職人の粋を感じられる、末永く愛用したい特別な一枚です。
一見するとシックな無地のように映る静かな佇まいながら、近づくほどに極小の点が描き出す愛らしくもリズミカルな鼓の連なりが浮かび上がり、見る人を惹きつけます。
おめでたい意味が込められた格調高い意匠は、お茶席や日常の観劇、お出かけにも洗練された洒落感を添えてくれます。身に纏うだけで幸先の良さと職人の粋を感じられる、末永く愛用したい特別な一枚です。
【古今色の秘密】
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染
「染料に独自の調整を加える」
これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染
「染料に独自の調整を加える」
これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。

裏面は草木染と化学染料で引き染めされた染料が通り、紫系の無地になっています。地色部分は黒に近い濃紺の色糊でしごき染めされている為、裏に色が通りません。
裏が無地になっていますので単衣仕立てにされた場合もスキっとした個性豊かなお洒落さが感じられます。
※裏は青紫系の無地になっています。
染め生地は滋賀県長浜市を産地とする高級素材 濱縮緬が用いられており、ドレープ性としっかりとした風合いを兼ね備えています。そして、伊勢型染の美しさを余すところなく伝へ、エレガントな着姿に仕上げてくれるのです。
反物の端に大きな鼓の柄が染められています。こちらの型紙は、二代目 六谷梅軒の型紙が用いられています。お仕立て後に、端切れとしてお渡しします。※当店では端切れを使った加工は承っておりませんので予めご了承ください。
彫師と染師の神業が共演して生まれる伊勢型小紋。人間国宝 六谷梅軒氏の型紙で染め上げられた「鼓つなぎ」高級生地 濱縮緬のしっかりとしたドレープ性と発色の美しさが染の素晴らしさを余すところなく伝えています。
型紙の寿命が尽きる時、もう2度と手にする事は叶いません。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之
※写真と実物ではモニター環境などによって若干色が違って見えることがございます。
※ご購入手続き完了後、すぐに注文確認メールが届きます。(自動配信メール)
その後、通常24時間以内に店舗(店主 筑摩)よりお仕立て内容確認についてのメールを送りますのでお待ちください。
※色はご注文完了後にゆっくりお考えいただいても構いません。(八掛NO記入欄に「注文後決定」と記入して下さい。)
【八掛地は下の画像をクリックしてお選びください】
お仕立てに関して詳しくはこちらをご覧ください。
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こちら>>
★ご提案以外の八掛地の色をご依頼される場合は「八掛色NO」記入欄にご希望の色を記入して下さい。メールにて最終確認させて頂きます。
※色はご注文完了後にゆっくりお考えいただいても構いません。(八掛NO記入欄に「注文後決定」と記入して下さい。)
※縮緬向けパレスタイプ(無地またはボカシ)からお好みの色をお選びください。
【八掛地は下の画像をクリックしてお選びください】
- 2026.09.17
- 13:52
伊勢型小紋 中村勇二郎 松葉
伊勢型
人間国宝 中村勇二郎
彫師×染師 神業の競演
柄名:松葉
【型紙製作者】中村勇二郎 人間国宝 道具彫り 国の重要無形文化財技術保持者
【染元】染処古今(所在地:京都)
【品質】絹100%:濱縮緬
【生地幅】約38cm(裄丈約71cm 1尺8寸8分まで対応)
【着用時期】9月頃から翌年6月頃(袷 単衣)
彫師の神業とも言える手仕事、染師の研ぎ澄まされた感性が融合する事によって出来上がる伊勢型小紋。連なる点が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒の様な煌めき。それらは卓越した職人技によって生み出されるのです。
本品は、道具彫りの重要無形文化財技術保持者人間国宝 故)中村勇二郎氏が彫り上げた伊勢型紙を用い、伊勢型専門染工房「染処古今(そめどころここん)」によって染め上げられました。
【至高の伝統美】人間国宝・中村勇二郎彫刻 伊勢型「松葉」
人間国宝(重要無形文化財技術保持者)として知られる、名工・中村勇二郎氏の手によって型彫りされた伊勢型の世界。その熟練の技が息づく「松葉」柄を施した、極上の逸品です。
人間国宝(重要無形文化財技術保持者)として知られる、名工・中村勇二郎氏の手によって型彫りされた伊勢型の世界。その熟練の技が息づく「松葉」柄を施した、極上の逸品です。
【作品名:松葉】
均一に広がる緻密な模様。しかし、近くで見れば、それは一本一本、精緻を極めた「彫刻」によって表現された松葉であることがわかります。
「松葉」は、その常緑で葉が落ちない様子から、古来より「不老長寿」や「夫婦和合」の象徴とされる大変縁起の良い柄です。中村氏の彫刻は、その古典的なモチーフを、現代にも通じる洗練されたデザインへと昇華させています。
光の加減や角度によって、微細な立体感が生まれ、絹の光沢と相まって奥深い表情を見せます。その圧倒的な職人技と、品格あふれる佇まいは、まさに「着る芸術」。洗練された大人の女性にふさわしい、一生モノの喜びをお届けします。
「松葉」は、その常緑で葉が落ちない様子から、古来より「不老長寿」や「夫婦和合」の象徴とされる大変縁起の良い柄です。中村氏の彫刻は、その古典的なモチーフを、現代にも通じる洗練されたデザインへと昇華させています。
光の加減や角度によって、微細な立体感が生まれ、絹の光沢と相まって奥深い表情を見せます。その圧倒的な職人技と、品格あふれる佇まいは、まさに「着る芸術」。洗練された大人の女性にふさわしい、一生モノの喜びをお届けします。
【伊勢型紙】
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。
錐(きり)彫り・・もっとも古くからある彫り技法、半円形の刃先の小刀を用い、丸い小さな穴を無数に開けてあらゆる文様を作り出します。小紋三役と呼ばれる鮫、通し、行儀といった文様は錐彫りの技法で彫られます。
突彫り・・友禅などやや大柄の文様を彫るのに適しています。細長い三日月型の小刀を使います。傾斜の付いた机の上に地紙を数枚重ねて穴板の上に置き、垂直に突く様にして小刀を彫り進めます。
道具彫り・・小刀の先が花、扇、菱などの形に作られているものを突いて彫り抜く技法。錐彫りとともに小紋用に最もよく用いられます。
縞彫り・・毛髪の様に微細な筋を何百本も彫って極細の縞柄を作る技法。
型紙は一度に数枚重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなるそうです。ゆえに型紙がすべて寿命を迎えた時、その柄は終了となるのですが、その前に製作者な亡くなったとしても、死してなお製作した型紙から作品が生み出されるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。
型紙は一度に数枚重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなるそうです。ゆえに型紙がすべて寿命を迎えた時、その柄は終了となるのですが、その前に製作者な亡くなったとしても、死してなお製作した型紙から作品が生み出されるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。
本作品に関しても、製作者 中村勇二郎氏はお亡くなりになっていますので、型紙が寿命を迎えた時 二度と染める事は出来ません。
出来上がった型紙は染の専門工場が買取り、白生地に染め上げられ反物が出来上がります。
【伊勢型紙で染める】
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。
【伊勢型の歴史】
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。
その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。
その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
その後江戸の町人らにも広がり、奢侈(ししゃ)禁止令(贅沢を禁止し倹約を推奨する命令)が出される中、遠目には地味に見える小さな柄の中に遊び心を取り入れた粋で洒落た柄を求め男女ともに流行していったのです。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。
昭和30年 第1回 人間国宝 国の重要無形文化財技術保持者に、突彫りの南部芳松氏、道具彫りの中村勇二郎氏、錐(きり)彫りの初代 六谷梅軒氏が認定されました。
【古今色の秘密】
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がります。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく長年の研究と職人の感性によって、既存の染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染
「染料に独自の調整を加える」
これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がります。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく長年の研究と職人の感性によって、既存の染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染
「染料に独自の調整を加える」
これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。

裏面は草木染と化学染料で引き染めされた染料が裏に通り、ピンクの無地になっています。表面の地色はグレーの色糊でしごき染めされている為、裏に色が通りません。
ピンクの裏無地になっていますので単衣仕立ての場合もスキっとした粋なお洒落さが感じられます。
※裏は草木と化学染料の引き染めによる色が浸透しピンクの無地になっています。また、表面はグレーの地染めの上からピンクの染料で重ね染めされています。
高級濱縮緬生地
染め生地は滋賀県長浜市を産地とする高級素材 濱縮緬の生地が用いられており、ドレープ性としっかりとした風合いを併せ持ち、伊勢型染の美しさを余すところなく伝えてくれますのでエレガントな着姿に仕上がります。
このピンクの染料で最後に引き染めされています。
グレーの地染め(しごき染め)の上からピンクの染料で引き染めされていますので、粒粒の部分がピンクに染まっています。

彫師と染師の神業が共演して生まれる伊勢型小紋。人間国宝 中村勇二郎氏の型紙で染め上げられた「松葉」。粋なデザインを重要無形文化財指定の技術で染め上げられた贅沢品。高級生地 濱縮緬のしなやかなドレープ性と発色の美しさが染の素晴らしさを余すところなく伝えています。
型紙の寿命が尽きる時、もう2度と手にする事は叶いません。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之
※写真と実物ではモニター環境などによって若干色が違って見えることがございます。
お仕立てに関して詳しくはこちらをご覧ください。
↓↓↓
こちら>>
※八掛色はご注文完了後にゆっくりお考えいただいても構いません。(八掛NO記入欄に「注文後決定」と記入して下さい。)
※縮緬向けパレスタイプ(無地またはボカシ)からお好みの色をお選びください。
八掛地色NO記入欄に「◯色系 無地orぼかしでお任せ」とご希望をご記入頂きましたらメールにてご提案させて頂きます。
【八掛地は下の画像をクリックしてお選びください】
- 2026.09.17
- 13:52
伊勢型小紋 二代目六谷梅軒 菊七宝
当店価格は商品購入ページをご確認ください。
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伊勢型
二代目 六谷梅軒
彫師×染師 神業の競演
柄名: 菊七宝
【型紙製作者】二代目 六谷梅軒
【染元】染処古今(所在地:京都)染師:染処古今四代目 安江敏弘
【品質】絹100%:濱縮緬
【生地幅】約38cm(裄丈約71cm 1尺8寸8分まで対応)
【着用時期】9月から翌年6月頃(袷・単衣の季節)
彫師の神業とも言える手仕事、染師の研ぎ澄まされた感性が融合する事によって出来上がる伊勢型小紋。
連なる点と線が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒のごとき煌めき。それらは卓越した職人技によって生み出されるのです。
連なる点と線が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒のごとき煌めき。それらは卓越した職人技によって生み出されるのです。
本品は、錐彫りによって二代目六谷梅軒氏が彫り上げた伊勢型紙を用い、伊勢型専門染工房「染処古今(そめどころここん)」によって染め上げられました。
【伊勢型紙】
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。
錐(きり)彫り・・もっとも古くからある彫り技法、半円形の刃先の小刀を用い、丸い小さな穴を無数に開けてあらゆる文様を作り出します。小紋三役と呼ばれる鮫、通し、行儀といった文様は錐彫りの技法で彫られます。
突彫り・・友禅などやや大柄の文様を彫るのに適しています。細長い三日月型の小刀を使います。傾斜の付いた机の上に地紙を数枚重ねて穴板の上に置き、垂直に突く様にして小刀を彫り進めます。
道具彫り・・小刀の先が花、扇、菱などの形に作られているものを突いて彫り抜く技法。錐彫りとともに小紋用に最もよく用いられます。
縞彫り・・毛髪の様に微細な筋を何百本も彫って極細の縞柄を作る技法。
型紙は一度に数枚分を重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなってしまう為、すべての型紙が寿命を迎えた時その柄の生産は終了となります。いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。
出来上がった型紙は染の専門工場が買取り、白生地に染め上げられ反物が出来上がります。
【伊勢型紙で染める】
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。
【伊勢型の歴史】
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。
その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。
その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
その後江戸の町人らにも広がり、奢侈(ししゃ)禁止令(贅沢を禁止し倹約を推奨する命令)が出される中、遠目には地味に見える小さな柄の中に遊び心を取り入れた粋で洒落た柄を求め男女ともに流行していったのです。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。
昭和30年 第1回 人間国宝 国の重要無形文化財技術保持者に、突彫りの南部芳松氏、道具彫りの中村勇二郎氏、錐(きり)彫りの初代 六谷梅軒氏が認定されました。
本品は、初代六谷梅軒氏の名を襲名した2代目 六谷梅軒氏が彫られた伊勢型紙で染め上げられています。残念ながら二代目六谷梅軒氏も直近にお亡くなりになったので二度と新しい作品が生まれることはありません。

【柄名 菊七宝】
「菊七宝」は、日本の伝統的な吉祥文様の一つです。円形を四方に重ねて繋いだ「七宝文様」に「菊の花」組み合わせたお柄です。
円が連なった文様「七宝」には「円満」「調和」「ご縁」という意味があり、菊には「長寿」「高貴」「邪気払い」の願いが込められています。この二つが組み合わさることで、さらにおめでたい、縁起の良い吉祥文様とされ好まれてきました。
円が連なった文様「七宝」には「円満」「調和」「ご縁」という意味があり、菊には「長寿」「高貴」「邪気払い」の願いが込められています。この二つが組み合わさることで、さらにおめでたい、縁起の良い吉祥文様とされ好まれてきました。
2代目 六谷梅軒が彫り上げた型紙を用い、染処古今の匠 安江敏弘氏によって染め上げられた作品です。
【古今色の秘密】
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
※本品は、糊置きを2度施された常磐染の技法で染め上げられています。
「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染
「染料に独自の調整を加える」
これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。
「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染
「染料に独自の調整を加える」
これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。

裏面は草木染と化学染料で引き染めされた染料が通り、グリーンの無地になっています。地色部分はブルーグレーの色糊でしごき染めされている為、裏に色が通りません。
※ブルーグレーの上からグリーンで引き染めしています。
地色を濃いブルーグレーでしごき染した後に草木染を施し最後にグリーンの染料で引き染めしています。
染め生地は滋賀県長浜市を産地とする高級素材 濱縮緬が用いられており、ドレープ性としっかりとした風合いを併せ持ち、伊勢型染の美しさを余すところなく伝えてくれますのでエレガントな着姿に仕上がります。
彫師と染師の神業が共演して生まれる伊勢型小紋。2代目 六谷梅軒氏の型紙で染め上げられた個性あふれるお洒落な作品「菊七宝」。高級生地 濱縮緬のしっかりとしたドレープ性と発色の美しさが染の素晴らしさを余すところなく伝えています。型紙が寿命を迎えたとき、二度と染めることはかないません。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之
※写真と実物ではモニター環境などによって若干色が違って見えることがございます。
※ご購入手続き完了後、すぐに注文確認メールが届きます。(自動配信メール)
その後、通常24時間以内に店舗(店主 筑摩)よりお仕立て内容確認についてのメールを送りますのでお待ちください。
お仕立てに関して詳しくはこちらをご覧ください。
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こちら>>
★八掛地の色をご依頼される場合は「八掛色NO」記入欄にご希望の色を記入して下さい。メールにて最終確認させて頂きます。
※色はご注文完了後にゆっくりお考えいただいても構いません。(八掛NO記入欄に「注文後決定」と記入して下さい。)
※縮緬向けパレスタイプからお好みの色をお選びください。
八掛地色NO記入欄に「◯色系 無地orぼかしでお任せ」とご記入頂きましたらメールにてご提案させて頂きます。
【八掛地は下の画像をクリックしてお選びください】
- 2026.09.17
- 13:52
伊勢型小紋 六谷梅軒 千成瓢箪 グリーン
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伊勢型
人間国宝 六谷梅軒
彫師×染師 神業の競演
作品名 千成瓢箪
【型紙製作者】六谷梅軒 人間国宝 錐彫り 国の重要無形文化財技術保持者
【染元】染処古今(所在地:京都)
【品質】絹100%:濱縮緬
【生地幅】約38cm(裄丈約71cm 1尺8寸8分まで対応)
【着用時期】10月頃から翌年5月頃(袷の季節)6月 9月(単衣の季節)
彫師の神業とも言える手仕事、染師の研ぎ澄まされた感性が融合する事によって出来上がる伊勢型小紋。
連なる点と線が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒の様な煌めき。それらは卓越した職人技によって生み出されるのです。
連なる点と線が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒の様な煌めき。それらは卓越した職人技によって生み出されるのです。
本品は、錐彫りの重要無形文化財技術保持者人間国宝 故)六谷梅軒氏が彫り上げた伊勢型紙を用い、伊勢型専門染工房「染処古今(そめどころここん)」によって染め上げられました。
【伊勢型紙】
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。
錐(きり)彫り・・もっとも古くからある彫り技法、半円形の刃先の小刀を用い、丸い小さな穴を無数に開けてあらゆる文様を作り出します。小紋三役と呼ばれる鮫、通し、行儀といった文様は錐彫りの技法で彫られます。
突彫り・・友禅などやや大柄の文様を彫るのに適しています。細長い三日月型の小刀を使います。傾斜の付いた机の上に地紙を数枚重ねて穴板の上に置き、垂直に突く様にして小刀を彫り進めます。
道具彫り・・小刀の先が花、扇、菱などの形に作られているものを突いて彫り抜く技法。錐彫りとともに小紋用に最もよく用いられます。
縞彫り・・毛髪の様に微細な筋を何百本も彫って極細の縞柄を作る技法。
型紙は一度に数枚重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなるそうです。ゆえに型紙がすべて寿命を迎えた時、その柄は終了となるのですが、その前に製作者な亡くなったとしても、死してなお製作した型紙から作品が生み出されるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。
型紙は一度に数枚重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなるそうです。ゆえに型紙がすべて寿命を迎えた時、その柄は終了となるのですが、その前に製作者な亡くなったとしても、死してなお製作した型紙から作品が生み出されるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。
本作品「千成瓢箪」に関しても、製作者 六谷梅軒氏はお亡くなりになっていますので、型紙が寿命を迎えると同時に終了してしまい、二度と染める事は出来ません。
出来上がった型紙は染の専門工場が買取り、白生地に染め上げられ反物が出来上がります。
【伊勢型紙で染める】
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。
【伊勢型の歴史】
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。
その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。
その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
その後江戸の町人らにも広がり、奢侈(ししゃ)禁止令(贅沢を禁止し倹約を推奨する命令)が出される中、遠目には地味に見える小さな柄の中に遊び心を取り入れた粋で洒落た柄を求め男女ともに流行していったのです。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。
昭和30年 第1回 人間国宝 国の重要無形文化財技術保持者に、突彫りの南部芳松氏、道具彫りの中村勇二郎氏、錐(きり)彫りの初代 六谷梅軒氏が認定されました。
【柄名 千成瓢箪】
もの事すべて実になる。・・小さな実が鈴なりに沢山つく品種の瓢箪
瓢箪には神の魂が宿るといわれており、戦国武将 豊臣秀吉の馬印は瓢箪でした。
戦に勝つごとに1個ずつ瓢箪を増やしていき縁起が良いと考えられていました。
【古今色の秘密】
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染
「染料に独自の調整を加える」
これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染
「染料に独自の調整を加える」
これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。

裏面は草木染と化学染料で引き染めされた染料が通り、青緑系の無地になっています。地色部分はモスグリーン系の色糊でしごき染めされている為、裏に色が通りません。
裏が無地になっていますので単衣仕立てにされた場合もスキっとした個性豊かなお洒落さが感じられます。
※裏は灰味の青緑色になっています。
染め生地は滋賀県長浜市を産地とする高級素材 濱縮緬が用いられており、ドレープ性としっかりとした風合いを兼ね備えています。そして、伊勢型染の美しさを余すところなく伝へ、エレガントな着姿に仕上げてくれるのです。
彫師と染師の神業が共演して生まれる伊勢型小紋。人間国宝 六谷梅軒氏の型紙で染め上げられた「千成瓢箪」高級生地 濱縮緬のしっかりとしたドレープ性と発色の美しさが染の素晴らしさを余すところなく伝えています。
型紙の寿命が尽きる時、もう2度と手にする事は叶いません。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之
※写真と実物ではモニター環境などによって若干色が違って見えることがございます。
※ご購入手続き完了後、すぐに注文確認メールが届きます。(自動配信メール)
その後、通常24時間以内に店舗(店主 筑摩)よりお仕立て内容確認についてのメールを送りますのでお待ちください。
※色はご注文完了後にゆっくりお考えいただいても構いません。(八掛NO記入欄に「注文後決定」と記入して下さい。)
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★ご提案以外の八掛地の色をご依頼される場合は「八掛色NO」記入欄にご希望の色を記入して下さい。メールにて最終確認させて頂きます。
※色はご注文完了後にゆっくりお考えいただいても構いません。(八掛NO記入欄に「注文後決定」と記入して下さい。)
※縮緬向けパレスタイプ(無地またはボカシ)からお好みの色をお選びください。
【八掛地は下の画像をクリックしてお選びください】
- 2026.09.17
- 13:52
単衣・夏 伊勢型小紋 二代目六谷梅軒 一寸法師
伊勢型
国指定重要無形文化財
二代目 六谷梅軒 彫刻
古今四代目 安江敏弘 染色
彫師×染師 神業の競演
作品名 一寸法師
透かしちりめん
単衣・夏・スリーシーズン
【型紙製作者】二代目 六谷梅軒
【染元】染処古今(所在地:京都)
【染】染処古今 四代目 安江敏弘
【品質】絹100%:透かしちりめん 濱縮緬
【生地幅】約38cm(裄丈約71cm 1尺8寸8分まで対応)
【着用時期】5月頃から10月頃(単衣・夏の季節 スリーシーズン)
昔話 一寸法師の物語を表現した、とっても遊び心あふれるユニークな伊勢型小紋です。
本品は、錐彫りによって二代目六谷梅軒氏が彫り上げた伊勢型紙を用い、伊勢型専門染工房「染処古今(そめどころここん)」四代目 安江敏弘氏によって染め上げられました。
5、6月や9,10月の単衣シーズン向きの生地は希少です。また盛夏にもお召しいただけますので1着ワードローブに加えれば重宝していただけるに違いありません。
彫師の神業とも言える手仕事、染師の研ぎ澄まされた感性が融合する事によって生まれる伊勢型小紋。
連なる点が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒の様な煌めき。それらは卓越した職人技が融合することによって生み出されるのです。
連なる点が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒の様な煌めき。それらは卓越した職人技が融合することによって生み出されるのです。
【伊勢型紙】
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。
錐(きり)彫り・・もっとも古くからある彫り技法、半円形の刃先の小刀を用い、丸い小さな穴を無数に開けてあらゆる文様を作り出します。小紋三役と呼ばれる鮫、通し、行儀といった文様は錐彫りの技法で彫られます。
突彫り・・友禅などやや大柄の文様を彫るのに適しています。細長い三日月型の小刀を使います。傾斜の付いた机の上に地紙を数枚重ねて穴板の上に置き、垂直に突く様にして小刀を彫り進めます。
道具彫り・・小刀の先が花、扇、菱などの形に作られているものを突いて彫り抜く技法。錐彫りとともに小紋用に最もよく用いられます。
縞彫り・・毛髪の様に微細な筋を何百本も彫って極細の縞柄を作る技法。
型紙は一度に数枚重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなるそうです。ゆえに全ての型紙が寿命を迎えた時その柄は終了となるのですが、その前に製作者な亡くなったとしても、死してなお製作した型紙から作品が生み出されるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。
型紙は一度に数枚重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなるそうです。ゆえに全ての型紙が寿命を迎えた時その柄は終了となるのですが、その前に製作者な亡くなったとしても、死してなお製作した型紙から作品が生み出されるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。
出来上がった型紙は染の専門工場が買取り、白生地に染め上げられ反物が出来上がります。
【伊勢型紙で染める】
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。
【伊勢型の歴史】
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。
その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。
その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
その後江戸の町人らにも広がり、奢侈(ししゃ)禁止令(贅沢を禁止し倹約を推奨する命令)が出される中、遠目には地味に見える小さな柄の中に遊び心を取り入れた粋で洒落た柄を求め男女ともに流行していったのです。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。
昭和30年 第1回 人間国宝 国の重要無形文化財技術保持者に、突彫りの南部芳松氏、道具彫りの中村勇二郎氏、錐(きり)彫りの初代 六谷梅軒氏が認定されました。
本品は、初代六谷梅軒氏の名を襲名した2代目 六谷梅軒氏が彫られた伊勢型紙で染め上げられています。

【柄名:一寸法師】
わずか一寸の小さな体で生まれた男の子が、諦めずに持ち前の勇気と知恵で大きな幸せをつかむ代表的な昔話。
何時までたっても体が大きくならない一寸法師は、立派な侍を目指して都へ旅立ちます。張りの刀を腰に差し、お椀の船に箸を漕いで都へ上ると、大きなお屋敷で働くことになり、その利発さから姫にとても可愛がられました。
ある日、姫のお供で出かけた帰り道に恐ろしい鬼に襲われます。一寸法師は小さな体を活かして鬼のお腹の中に飛び込み、内側から針の刀で見事に鬼を退治しました。
逃げ出した鬼が残していった「打ち出の小槌」をお姫様が振ると、一寸法師の背がぐんぐん伸びて立派な若者へと成長します。その後、姫と結婚して念願の立派な侍となり、末永く幸せに暮らしました。
【古今色の秘密】
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染
「染料に独自の調整を加える」
これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染
「染料に独自の調整を加える」
これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。

裏面は草木染と化学染料で引き染めされた染料が裏に通り、青緑(マリンブルー)の無地になっています。柄部分は濃紺の色糊でしごき染めされている為、裏に濃紺の色が通りません。
裏が無地になっていますので単衣仕立てでもスキっとしたお洒落さが感じられます。
しごき染めで地色の濃紺を染めて防染糊を落とした後、草木染を施し、更にその上から引き染めによって青緑の染料で重ね染めされています。
※粒々部分が青緑色に染まっています。
スリーシーズン 単衣~夏 透かしちりめん
染め生地は滋賀県長浜市を産地とする濱縮緬において染処古今さんが別誂えされた「透かしちりめん」の生地が用いられています。生地を光に透かすと向こう側が僅かに見える程度の透け感、サラリとした手触りで通気性が良く単衣から夏のスリーシーズン通してお召しいただけるように考案されています。また、濃い色柄の長襦袢を着ても表に映りません。更にシワになりづらく回復力にも優れておりドレープ性としっかりとした風合いを併せ持ちますのでエレガントな着姿に仕上がります。
気候によっては5月のゴールデンウイーク頃から10月まで長い期間お召しいただける優れものです。
明るい場所をバックにすると透けて見えますが、実際にお召しになると透け感はほぼなくなります。
※下の画像は後ろに手のひらを置いていますが、ほとんど透けていないのがお判りいただけると思います。
特殊な技法でほんの少し織り目に隙間を空けている単衣向きの生地ですが、重さは780グラムと袷せ用の生地と変わらず、しっかりとした風合いの生地であることが分かります。
彫師と染師の神業が共演して生まれる伊勢型小紋。二代目 六谷梅軒氏の型紙で染め上げられた個性豊かな文様「一寸法師」高級生地 濱縮緬のしっかりとしたドレープ性と発色の美しさが染の素晴らしさを余すところなく伝えています。
型紙の寿命が尽きる時、もう2度と手にする事は叶いません。
単衣から夏のスリーシーズンお召しいただける優れものです。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之
※写真と実物ではモニター環境などによって若干色が違って見えることがございます。
※価格にはお仕立て代は含まれておりません。お仕立てをご依頼の場合は本ページに設置のオプションから選択してください。
※ご購入手続き完了後、すぐに注文確認メールが届きます。(自動配信メール)
その後、通常24時間以内に店舗(店主 筑摩)よりお仕立て内容確認についてのメールを送りますのでお待ちください。
【お仕立てに関して】
本ページのオプションから選択してください。
本品は単衣仕立てになります。
海外縫製 約50日 国内縫製 約40日
※支払後 寸法確定後の所要期間です。
※GW お盆 年末年始など長期休暇が絡む場合は10日程余分にお日にちを頂きますので予めご了承ください。
※お仕立てが混みあう場合もございますので着用日が決まっている場合は余裕をもってご注文下さい。
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- 2026.09.17
- 13:52
単衣・夏 伊勢型小紋 六谷梅軒 すずらん 3
伊勢型
国指定重要無形文化財
人間国宝 六谷梅軒 彫刻
彫師×染師 神業の競演
作品名 すずらん
透かしちりめん
単衣・夏・スリーシーズン

【型紙製作者】六谷梅軒 人間国宝 錐彫り 国の重要無形文化財技術保持者
【染元】染処古今(所在地:京都)
【品質】絹100%:透かしちりめん 濱縮緬
【生地幅】約38cm(裄丈約71cm 1尺8寸8分まで対応)
【着用時期】5月頃から10月頃(単衣・夏の季節 スリーシーズン)
清楚な姿で良い香りを放つ「すずらん」が着姿を可憐に彩り、連なる点が奏でる旋律のようにリズミカルな曲線に魅了されます。
5、6月や9,10月の単衣シーズン向きの生地は希少です。また盛夏にもお召しいただけますので1着ワードローブに加えれば重宝していただけるに違いありません。
彫師の神業とも言える手仕事、染師の研ぎ澄まされた感性が融合する事によって生まれる伊勢型小紋。
連なる点が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒の様な煌めき。それらは卓越した職人技が融合することによって生み出されるのです。
連なる点が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒の様な煌めき。それらは卓越した職人技が融合することによって生み出されるのです。
本品は、錐彫りの重要無形文化財技術保持者人間国宝 故)六谷梅軒氏が彫り上げた伊勢型紙を用い、伊勢型専門染工房「染処古今(そめどころここん)」によって染め上げられました。
【伊勢型紙】
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。
錐(きり)彫り・・もっとも古くからある彫り技法、半円形の刃先の小刀を用い、丸い小さな穴を無数に開けてあらゆる文様を作り出します。小紋三役と呼ばれる鮫、通し、行儀といった文様は錐彫りの技法で彫られます。
突彫り・・友禅などやや大柄の文様を彫るのに適しています。細長い三日月型の小刀を使います。傾斜の付いた机の上に地紙を数枚重ねて穴板の上に置き、垂直に突く様にして小刀を彫り進めます。
道具彫り・・小刀の先が花、扇、菱などの形に作られているものを突いて彫り抜く技法。錐彫りとともに小紋用に最もよく用いられます。
縞彫り・・毛髪の様に微細な筋を何百本も彫って極細の縞柄を作る技法。
型紙は一度に数枚重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなるそうです。ゆえに全ての型紙が寿命を迎えた時その柄は終了となるのですが、その前に製作者な亡くなったとしても、死してなお製作した型紙から作品が生み出されるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。
型紙は一度に数枚重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなるそうです。ゆえに全ての型紙が寿命を迎えた時その柄は終了となるのですが、その前に製作者な亡くなったとしても、死してなお製作した型紙から作品が生み出されるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。
本作品に関しても、型紙製作者 六谷梅軒氏はお亡くなりになっていますので、型紙が寿命を迎えると同時に二度と染める事は出来ません。
出来上がった型紙は染の専門工場が買取り、白生地に染め上げられ反物が出来上がります。
【伊勢型紙で染める】
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。
【伊勢型の歴史】
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。
その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。
その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
その後江戸の町人らにも広がり、奢侈(ししゃ)禁止令(贅沢を禁止し倹約を推奨する命令)が出される中、遠目には地味に見える小さな柄の中に遊び心を取り入れた粋で洒落た柄を求め男女ともに流行していったのです。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。
昭和30年 第1回 人間国宝 国の重要無形文化財技術保持者に、突彫りの南部芳松氏、道具彫りの中村勇二郎氏、錐(きり)彫りの初代 六谷梅軒氏が認定されました。
【柄名:すずらん】
可憐で清楚な姿で良い香りを放つすずらん。花言葉「再び訪れる幸福」
鈴のような形をした可愛らしい花を咲かせる5月の誕生花です。
丸みを帯びた花とともに蔓にも丸みを持たせたデザインが優しく柔らかな印象に仕上げてくれるでしょう。
【古今色の秘密】
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染
「染料に独自の調整を加える」
これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染
「染料に独自の調整を加える」
これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。

裏面は草木染と化学染料で引き染めされた染料が裏に通り、無地になっています。柄部分は色糊でしごき染めされている為、裏に色が通りません。
無地になっていますので単衣仕立てでもスキっとしたお洒落さが感じられます。
しごき染めで地色を染めて防染糊を落とした後、草木染を施し引き染めによって更に青紫の染料で重ね染めされています。
※粒々部分が青紫に染まっています。
下の画像の青紫の染料が引き染めされていますので、白く染め抜かれた点々部分が青紫に染まっています。
スリーシーズン 単衣~夏 透かしちりめん
染め生地は滋賀県長浜市を産地とする濱縮緬において染処古今さんが別誂えされた「透かしちりめん」の生地が用いられています。生地を光に透かすと向こう側が僅かに見える程度の透け感、サラリとした手触りで通気性が良く単衣から夏のスリーシーズン通してお召しいただけるように考案されています。また、濃い色柄の長襦袢を着ても表に映りません。更にシワになりづらく回復力にも優れておりドレープ性としっかりとした風合いを併せ持ちますのでエレガントな着姿に仕上がります。
気候によっては5月のゴールデンウイーク頃から10月まで長い期間お召しいただける優れものです。
明るい場所をバックにすると透けて見えますが、実際にお召しになると透け感はほぼなくなります。
※上の画像は後ろに手のひらを置いていますが、ほとんど透けていないのがお判りいただけると思います。
特殊な技法でほんの少し織り目に隙間を空けている単衣向きの生地ですが、重さは780グラムと袷せ用の生地と変わらず、しっかりとした風合いの生地であることが分かります。
彫師と染師の神業が共演して生まれる伊勢型小紋。人間国宝 六谷梅軒氏の型紙で染め上げられた可憐なデザイン「すずらん」。高級生地 濱縮緬のしっかりとしたドレープ性と発色の美しさが染の素晴らしさを余すところなく伝えています。
型紙の寿命が尽きる時、もう2度と手にする事は叶いません。
単衣から夏のスリーシーズンお召しいただける優れものです。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之
※写真と実物ではモニター環境などによって若干色が違って見えることがございます。
※価格にはお仕立て代は含まれておりません。お仕立てをご依頼の場合は本ページに設置のオプションから選択してください。
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本品は単衣仕立てになります。
海外縫製 約50日 国内縫製 約40日
※支払後 寸法確定後の所要期間です。
※GW お盆 年末年始など長期休暇が絡む場合は10日程余分にお日にちを頂きますので予めご了承ください。
※お仕立てが混みあう場合もございますので着用日が決まっている場合は余裕をもってご注文下さい。
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- 2026.09.17
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