サイレントSALE

問屋協賛SALE

3倍ポイント

和装小物よりどりセール

和装小物20%引きクーポン

シークレット販売(伊勢型)

●伊勢型 シークレットSALE 重要無形文化財 人間国宝

  • 2026.06.05
  • 15:24

シークレットページにアクセス出来ない時は。

シークレットページにアクセス出来ない時は

スマートフォンでメールアプリやSNSアプリのリンクからアクセスすると
「ユーザー名 パスワードをご確認の上 再度ログインしてください。」と画面上部に小さく表示されアクセス出来ない場合がございます。
その際には以下の様に操作してみて下さい。
※iPhoneでの操作方法ですが、アンドロイドにおいても同様の機能があると思いますのでお試しくださいますようお願い申し上げます。
※スマートフォンのバージョンアップ等により画面のデザインは異なる場合がございます。

当店サイトの仕様上ご迷惑をお掛けしますがご了承ください。

どうしてもアクセスできない場合は一時的にシークレット解除しますのでメール・LINEからご希望の商品をご連絡ください。



●真っ白な画面で左上に小さく「ユーザー名、パスワードを確認の上、再度ログインしてください。」と表示された時は。
※下の画像はiPhoneの場合の見え方です。
※スマートフォンOSのバージョンアップにより下の画面のレイアウト、デザインは変更になる場合がございます。
※インターネットブラウザ(ブラウザ)で開く等を選択してください。




シークレットページにアクセスできない


「ブラウザ(インターネットブラウザ)で開く」を選択してください


シークレットページにアクセスできない

最後にユーザー名パスワードを入力してサインインをタップして完了
×会員様ID,パスワードではございません


シークレットページにアクセスできない




iPhoneの場合はサファリ アンドロイドの場合はグーグルクロームなどのインターネットブラウザーからアクセスしていただくとスムーズにご覧いただけます。

シークレットページにアクセス出来ない


★在庫有り★単衣・夏 伊勢型小紋 中村勇二郎 竹縞に小菊


こちらはシークレット販売商品です
価格・在庫の有無・購入ページに関してはマイページをご参照ください。
マイページへのアクセスには会員登録が必要です。

メーカー希望価格 363,000円
当店価格は商品購入ページをご確認ください。





ユーザー名:パスワードはマイページに記載しております。


シークレットページにアクセス出来ない場合はこちら




伊勢型
人間国宝 中村勇二郎 彫刻
彫師×染師 神業の競演
作品名 「竹縞に小菊」
透かしちりめん
単衣・夏・スリーシーズン















モデル画像はAI作成のイメージの為、不自然な箇所がございますがご容赦下さい。


伊勢型 中村勇二郎






【型紙製作者】中村勇二郎 人間国宝 道具彫り 国の重要無形文化財技術保持者
【染元】染処古今(所在地:京都)
【品質】絹100%:透かしちりめん 濱縮緬
【生地幅】約38cm(裄丈約71cm 1尺8寸8分まで対応)
【着用時期】4月頃から10月頃(単衣・夏の季節 スリーシーズン)



人間国宝 中村勇二郎 彫刻 夏単衣 伊勢型小紋
凛とした「粋」と、ほのかな「愛らしさ」が同居する洗練された伊勢型小紋。深みのある濃紺に、すっきりと伸びる「竹縞」がスタイリッシュな着姿を演出。節まで繊細に表現された竹縞の間に可憐な小菊があしらわれ、キリッとした印象の中に柔らかな女性らしさを添えています。熟練の職人による精緻な型染めならではの、奥行きのある表情が魅力。帯合わせもしやすく、街歩きやお食事会など、年齢を問わず長くご愛用いただける一枚です。

単衣から夏のスリーシーズンにお召しいただける透かしちりめん生地が用いられた重要無形文化財 伊勢型小紋。4~6月や9,10月の単衣シーズン向きの生地は大変希少です。また盛夏にもお召しいただけますので1着ワードローブに加えれば重宝していただけるに違いありません。

彫師の神業とも言える手仕事、染師の研ぎ澄まされた感性が融合する事によって出来上がる伊勢型小紋。連なる点や線が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒の様な煌めき。それらは卓越した職人技が融合することによって生み出されるのです。
本品は、道具彫りの重要無形文化財技術保持者人間国宝 故)中村勇二郎氏が彫り上げた伊勢型紙を用い、伊勢型専門染工房「染処古今(そめどころここん)」によって染め上げられました。




















【伊勢型紙】
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。

錐(きり)彫り・・もっとも古くからある彫り技法、半円形の刃先の小刀を用い、丸い小さな穴を無数に開けてあらゆる文様を作り出します。小紋三役と呼ばれる鮫、通し、行儀といった文様は錐彫りの技法で彫られます。

突彫り・・友禅などやや大柄の文様を彫るのに適しています。細長い三日月型の小刀を使います。傾斜の付いた机の上に地紙を数枚重ねて穴板の上に置き、垂直に突く様にして小刀を彫り進めます。

道具彫り・・小刀の先が花、扇、菱などの形に作られているものを突いて彫り抜く技法。錐彫りとともに小紋用に最もよく用いられます。

縞彫り・・毛髪の様に微細な筋を何百本も彫って極細の縞柄を作る技法。

型紙は一度に数枚重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなるそうです。ゆえに型紙がすべて寿命を迎えた時、その柄は終了となるのですが、その前に製作者な亡くなったとしても、死してなお製作した型紙から作品が生み出されるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。

本作品に関しても、型紙製作者 中村勇二郎氏はお亡くなりになっていますので、型紙が寿命を迎えると同時に終了してしまい、二度と染める事は出来ません。

出来上がった型紙は染の専門工場が買取り、白生地に染め上げられ反物が出来上がります。



















【伊勢型紙で染める】
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。
















【伊勢型の歴史】
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。

その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
その後江戸の町人らにも広がり、奢侈(ししゃ)禁止令(贅沢を禁止し倹約を推奨する命令)が出される中、遠目には地味に見える小さな柄の中に遊び心を取り入れた粋で洒落た柄を求め男女ともに流行していったのです。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。








伊勢型 中村勇二郎





昭和30年 第1回 人間国宝 国の重要無形文化財技術保持者に、突彫りの南部芳松氏、道具彫りの中村勇二郎氏、錐(きり)彫りの初代 六谷梅軒氏が認定されました。






伊勢型 中村勇二郎






【柄名 竹縞に小菊】
竹模様を連ねてストライプを現し、その中に可愛らしい小菊を並べられています。竹の凛とした印象と、小菊の可憐な表情がマッチして粋な女性らしさをかもし出しています。












【古今色の秘密】
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。


「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染

「染料に独自の調整を加える」


これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。










伊勢型





裏面は草木染と化学染料で引き染めされた紫の染料が裏に通り、紫色の無地になっています。地色の部分はの濃紺の色糊でしごき染めされている為、裏に色が通りません。












スリーシーズン 単衣~夏 透かしちりめん
染め生地は滋賀県長浜市を産地とする濱縮緬において染処古今さんが別誂えされた「透かしちりめん」の生地が用いられています。生地を光に透かすと向こう側が僅かに見える程度の透け感、サラリとした手触りで通気性が良く単衣から夏のスリーシーズン通してお召しいただけるように考案されています。また、濃い色柄の長襦袢を着ても表に映りません。更にシワになりづらく回復力にも優れておりドレープ性としっかりとした風合いを併せ持ちますのでエレガントな着姿に仕上がります。














光に透かすと透け感があるものの、実際にお召しになると殆どと言っていいほどに透けませんので単衣シーズンにぴったりです。もちろん盛夏にもお召しください。
※6月や9月の正式な単衣シーズンだけでなく4月~5月、10月に着る単衣着物としてもお召しいただけますので一年を通じて長い期間お楽しみいただける優れものです。


※生地の下に手を置いて撮影していますが透けません。












伊勢型 中村勇二郎


伊勢型 中村勇二郎






彫師と染師の神業が共演して生まれる伊勢型小紋。人間国宝 中村勇二郎氏の型紙で染め上げられた粋でお洒落なデザイン「竹縞に小菊」高級生地 濱縮緬のしっかりとしたドレープ性と発色の美しさが染の素晴らしさを余すところなく伝えています。
型紙の寿命が尽きる時、もう2度と手にする事は叶いません。
単衣から夏のスリーシーズンお召しいただける優れものです。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之









※トルソー着装画像の柄の出方はイメージですので実際に仕立てた時とは異なります。上の画像、反物の右側の竹が詰まっている方を衿、左側を衽にして「追っかけ」の柄合わせにさせていただきます。












※写真と実物ではモニター環境などによって若干色が違って見えることがございます。
※ご購入手続き完了後、すぐに注文確認メールが届きます。(自動配信メール)
その後、通常24時間以内に店舗(店主 筑摩)よりお仕立て内容確認についてのメールを送りますのでお待ちください。


【お仕立て代 期間】
海外縫製 約50日  国内縫製 約40日
※支払後 寸法確定後の所要期間です。
※GW お盆 年末年始など長期休暇が絡む場合は10日程余分にお日にちを頂きますので予めご了承ください。
※お仕立てが混みあう場合もございますので着用日が決まっている場合は余裕をもってご注文下さい。

海外単衣手縫い縫製・・24,840円
国内単衣手縫い縫製・・35,640円
※いずれも湯のし 正絹衿裏 背伏込み
正絹居敷当・・2,000円
水濡れにも安心 ガード加工・・5,400円
※縮み防止にも繋がりますのでガード加工をおススメ致します。




お仕立てに関して詳しくはこちらをご覧ください。
↓↓↓
こちら>>




  • 2026.06.05
  • 15:08

★在庫有り★単衣・夏 伊勢型小紋 南部芳松 伊勢湾の魚


こちらはシークレット販売商品です
価格・在庫の有無・購入ページに関してはマイページをご参照ください。
マイページへのアクセスには会員登録が必要です。

メーカー希望価格 363,000円
当店価格は商品購入ページをご確認ください。

購入ページはこちら

ユーザー名:パスワードはマイページに記載しております。

シークレットページにアクセス出来ない場合はこちら



伊勢型
国指定重要無形文化財
人間国宝 南部芳松
彫師×染師 神業の競演
作品名 伊勢湾の魚
透かしちりめん
単衣・夏・スリーシーズン















モデル画像はAI作成のイメージの為、不自然な箇所がございますがご容赦下さい。







【型紙製作者】南部芳松人間国宝 突彫り 国の重要無形文化財技術保持者
【染元】染処古今(所在地:京都)
【品質】絹100%:透かしちりめん 濱縮緬
【生地幅】約38cm(裄丈約71cm 1尺8寸8分まで対応)
【着用時期】4月頃から10月頃(単衣・夏の季節 スリーシーズン)



人間国宝 南部芳松 彫刻 夏単衣 伊勢型小紋
伊勢湾の魚が染め上げられた意匠が遊び心を感じさせ、個性あふれるお洒落さを漂わせます。伊勢型専門染工房、染処古今ならではの色彩の美しさが型紙の魅力を際立たせているのです。
単衣から夏のスリーシーズンにお召しいただける透かしちりめん生地。
4月~6月や9,10月までお召しいただける夏・単衣のお着物は珍しく、盛夏にもお使いいただけますので重宝していただけるに違いありません。

伊勢型小紋の精緻な職人技と、豊かな海の恵みが融合したユーモア溢れる一着です。伊勢湾で水揚げされた魚たちが生地いっぱいに生き生きと描かれ、一匹一匹に施された細やかな文様に見入ってしまいます。遠目には落ち着いたシックな印象を与えつつ、近づくと思わず微笑んでしまうような遊び心が、大人の「粋」を演出します。さりげなく個性を光らせたい日にぴったりです。

彫師の神業とも言える手仕事、染師の研ぎ澄まされた感性が融合する事によって出来上がる伊勢型小紋。
連なる点と線が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒の様な煌めき。それらは卓越した職人技によって生み出されるのです。
本品は、突彫りの重要無形文化財技術保持者人間国宝 故)南部芳松氏が彫り上げた伊勢型紙を用い、伊勢型専門染工房「染処古今(そめどころここん)」によって染め上げられました。
















【伊勢型紙】
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。

錐(きり)彫り・・もっとも古くからある彫り技法、半円形の刃先の小刀を用い、丸い小さな穴を無数に開けてあらゆる文様を作り出します。小紋三役と呼ばれる鮫、通し、行儀といった文様は錐彫りの技法で彫られます。

突彫り・・友禅などやや大柄の文様を彫るのに適しています。細長い三日月型の小刀を使います。傾斜の付いた机の上に地紙を数枚重ねて穴板の上に置き、垂直に突く様にして小刀を彫り進めます。

道具彫り・・小刀の先が花、扇、菱などの形に作られているものを突いて彫り抜く技法。錐彫りとともに小紋用に最もよく用いられます。

縞彫り・・毛髪の様に微細な筋を何百本も彫って極細の縞柄を作る技法。

型紙は一度に数枚重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなるそうです。ゆえに全ての型紙が寿命を迎えた時その柄は終了となるのですが、その前に製作者な亡くなったとしても、なお製作した型紙から作品が生み出されるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。

本作品「伊勢湾の魚」に関しても、製作者 南部芳松氏はお亡くなりになっていますので、型紙が寿命を迎えると同時に二度と染める事は出来ません。

出来上がった型紙は染の専門工場が買取り、白生地に染め上げられ反物が出来上がります。

















【伊勢型紙で染める】
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。


















【伊勢型の歴史】
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。

その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
その後江戸の町人らにも広がり、奢侈(ししゃ)禁止令(贅沢を禁止し倹約を推奨する命令)が出される中、遠目には地味に見える小さな柄の中に遊び心を取り入れた粋で洒落た柄を求め男女ともに流行していったのです。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。













昭和30年 第1回 人間国宝 国の重要無形文化財技術保持者に、突彫りの南部芳松氏、道具彫りの中村勇二郎氏、錐(きり)彫りの初代 六谷梅軒氏が認定されました。




伊勢型 南部芳松





【柄名 伊勢湾の魚】
南部芳松氏のお住いの近く、鼓ヶ浦で水揚げされる魚をモチーフにされた個性あふれるデザイン。重なり合った魚たちを活き活きと表現し地元を想う風情を感じさせます。















【古今色の秘密】
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。


「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染

「染料に独自の調整を加える」


これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。








伊勢型










裏面は草木染と化学染料で引き染めされた染料が裏に通り、くすんだグリーンの無地になっています。柄の濃色部分は色糊でしごき染めされている為、裏に色が通りません。










濃いベージュしごき染めされた上から、くすみグリーン(灰緑)の染料で引き染めされています。









スリーシーズン 透かしちりめん
染め生地は滋賀県長浜市を産地とする濱縮緬において染処古今さんが別誂えされた「透かしちりめん」の生地が用いられています。生地を光に透かすと向こう側が僅かに見える程度の透け感、サラリとした手触りで通気性が良く単衣から夏のスリーシーズン通してお召しいただけるように考案されています。また、濃い色柄の長襦袢を着ても表に映りませんので、長襦袢が表に透ける心配がございません。更にシワになりづらく回復力にも優れておりドレープ性としっかりとした風合いを併せ持ちエレガントな着姿に仕上がります。


光に透かすと透け感があるものの、実際にお召しになると殆どと言っていいほどに透けませんので単衣シーズンにぴったりです。もちろん盛夏にもお召しください。
※6月や9月の正式な単衣シーズンだけでなく4月~5月、10月に着る単衣着物としてもお召しいただけますので一年を通じて長い期間お楽しみいただける優れものです。


※生地の下に手を置いて撮影していますが透けません。









特殊な技法でほんの少し織り目に隙間を空けている単衣向きの生地ですが、重さは780グラムと袷せ用の生地と変わらず、しっかりとした風合いの生地であることが分かります。













モデル画像はAI作成のイメージの為、不自然な箇所がございますがご容赦下さい。








彫師と染師の神業が共演して生まれる伊勢型小紋。人間国宝 南部芳松氏の型紙で染め上げられた「伊勢湾の魚」高級生地 濱縮緬のしっかりとしたドレープ性と発色の美しさが染の素晴らしさを余すところなく伝えています。
型紙の寿命が尽きる時、もう2度と手にする事は叶いません。
単衣から夏のスリーシーズン長い期間お召しいただける優れものです。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之


















※写真と実物ではモニター環境などによって若干色が違って見えることがございます。
※ご購入手続き完了後、すぐに注文確認メールが届きます。(自動配信メール)
その後、通常24時間以内に店舗(店主 筑摩)よりお仕立て内容確認についてのメールを送りますのでお待ちください。


【お仕立て代 期間】
海外縫製 約50日  国内縫製 約40日
※支払後 寸法確定後の所要期間です。
※GW お盆 年末年始など長期休暇が絡む場合は10日程余分にお日にちを頂きますので予めご了承ください。

海外単衣手縫い縫製・・24,840円
国内単衣手縫い縫製・・35,640円
※いずれも湯のし 正絹衿裏 背伏込み
正絹居敷当・・2,000円
水濡れにも安心 ガード加工・・5,400円
※縮み防止にも繋がりますのでガード加工をおススメ致します。




お仕立てに関して詳しくはこちらをご覧ください。
↓↓↓
こちら>>




  • 2026.06.05
  • 11:02

★在庫有り★単衣・夏 伊勢型小紋 南部芳松 更紗に流水 青磁色


こちらはシークレット販売商品です
価格・在庫の有無・購入ページに関してはマイページをご参照ください。
マイページへのアクセスには会員登録が必要です。

メーカー希望価格 418,000円
当店価格は商品購入ページをご確認ください。

購入ページはこちら

ユーザー名:パスワードはマイページに記載しております。

シークレットページにアクセス出来ない場合はこちら






伊勢型
人間国宝 南部芳松 彫刻
彫師×染師 神業の競演
作品名 「更紗に流水」
透かしちりめん
単衣・夏・スリーシーズン














モデル画像はAI作成のイメージの為、不自然な箇所がございますがご容赦下さい。







【型紙製作者】南部芳松 人間国宝 突彫り 国の重要無形文化財技術保持者
【染元】染処古今(所在地:京都)
【品質】絹100%:透かしちりめん 濱縮緬
【生地幅】約38cm(裄丈約71cm 1尺8寸8分まで対応)
【着用時期】4月頃から10月頃(単衣・夏の季節 スリーシーズン)



人間国宝 南部芳松 彫刻 夏単衣 伊勢型小紋
エキゾチックな更紗模様の背景にしなやかな流水文様。更紗文様が異国の華やぎを、流水文様が和の静寂を感じさせ、粋で洗練された印象を漂わせます。
単衣から夏のスリーシーズンにお召しいただける透かしちりめん生地が用いられています。4月~6月や9月、10月の単衣シーズン向きの生地は希少です。また盛夏にもお召しいただけますので1着ワードローブに加えれば重宝していただけるに違いありません。


彫師の神業とも言える手仕事、染師の研ぎ澄まされた感性が融合する事によって出来上がる伊勢型小紋。
連なる線が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ煌めき。それらは卓越した職人技が融合することによって生み出されるのです。
本品は、突彫りの重要無形文化財技術保持者人間国宝 故)南部芳松氏が彫り上げた伊勢型紙を用い、伊勢型専門染工房「染処古今(そめどころここん)」によって染め上げられました。
















【伊勢型紙】
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。

錐(きり)彫り・・もっとも古くからある彫り技法、半円形の刃先の小刀を用い、丸い小さな穴を無数に開けてあらゆる文様を作り出します。小紋三役と呼ばれる鮫、通し、行儀といった文様は錐彫りの技法で彫られます。

突彫り・・友禅などやや大柄の文様を彫るのに適しています。細長い三日月型の小刀を使います。傾斜の付いた机の上に地紙を数枚重ねて穴板の上に置き、垂直に突く様にして小刀を彫り進めます。

道具彫り・・小刀の先が花、扇、菱などの形に作られているものを突いて彫り抜く技法。錐彫りとともに小紋用に最もよく用いられます。

縞彫り・・毛髪の様に微細な筋を何百本も彫って極細の縞柄を作る技法。

型紙は一度に数枚重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなるそうです。ゆえに型紙がすべて寿命を迎えた時、その柄は終了となるのですが、その前に製作者な亡くなったとしても、死してなお製作した型紙から作品が生み出されるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。

本作品に関しても型紙が寿命を迎えると同時に終了してしまい、二度と染める事は出来ません。

出来上がった型紙は染の専門工場が買取り、白生地に染め上げられ反物が出来上がります。















【伊勢型紙で染める】
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。













【伊勢型の歴史】
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。

その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
その後江戸の町人らにも広がり、奢侈(ししゃ)禁止令(贅沢を禁止し倹約を推奨する命令)が出される中、遠目には地味に見える小さな柄の中に遊び心を取り入れた粋で洒落た柄を求め男女ともに流行していったのです。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。












昭和30年 第1回 人間国宝 国の重要無形文化財技術保持者に、突彫りの南部芳松氏、道具彫りの中村勇二郎氏、錐(きり)彫りの初代 六谷梅軒氏が認定されました。






伊勢型 南部芳松








更紗に流水
「更紗」のモチーフは、どこか異国情緒を漂わせるエキゾチックな華やかさを感じさせ非常に洗練された印象を醸し出しています。そして、しなやかにうねる茎のラインが、背景の流水の動きと美しく調和しています。
なめらかに波打つ流水の細い線が、水面の揺らぎや静かな時の流れを表現しており、柄全体に優美な躍動感と涼やかさを与えているのです。















【古今色の秘密】
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。

「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染

「染料に独自の調整を加える」


これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。





伊勢型 南部芳松



伊勢型





裏面は草木染と化学染料で引き染めされた染料が裏に通り、青磁色の無地になっています。柄の部分は色糊でしごき染めされている為、裏に色が通りません。






伊勢型 南部芳松



しごき染めされた上から青磁色の染料で引き染めされています。









スリーシーズン 単衣~夏 透かしちりめん
染め生地は滋賀県長浜市を産地とする濱縮緬において染処古今さんが別誂えされた「透かしちりめん」の生地が用いられています。生地を光に透かすと向こう側が僅かに見える程度の透け感、サラリとした手触りで通気性が良く単衣から夏のスリーシーズン通してお召しいただけるように考案されています。また、濃い色柄の長襦袢を着ても表に映りません。更にシワになりづらく回復力にも優れておりドレープ性としっかりとした風合いを併せ持ちますのでエレガントな着姿に仕上がります。

特殊な技法でほんの少し織り目に隙間を空けている単衣向きの生地ですが、重さは780グラムと袷せ用の生地と変わらず、しっかりとした風合いの生地であることが分かります。














光に透かすと透け感があるものの、実際にお召しになると殆どと言っていいほどに透けませんので単衣シーズンにぴったりです。もちろん盛夏にもお召しください。
※6月や9月の正式な単衣シーズンだけでなく4月~5月、10月に着る単衣着物としてもお召しいただけますので一年を通じて長い期間お楽しみいただける優れものです。


※生地の下に手を置いて撮影していますが透けません。








伊勢型 南部芳松



伊勢型 南部芳松








彫師と染師の神業が共演して生まれる伊勢型小紋。人間国宝 南部芳松氏の型紙で染め上げられたお洒落な文様「更紗に流水」高級生地 濱縮緬のしっかりとしたドレープ性と発色の美しさが染の素晴らしさを余すところなく伝えています。
型紙の寿命が尽きる時、もう2度と手にする事は叶いません。
単衣から夏のスリーシーズンお召しいただける優れものです。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之
















※写真と実物ではモニター環境などによって若干色が違って見えることがございます。
※ご購入手続き完了後、すぐに注文確認メールが届きます。(自動配信メール)
その後、通常24時間以内に店舗(店主 筑摩)よりお仕立て内容確認についてのメールを送りますのでお待ちください。


【お仕立て代 期間】
海外縫製 約50日  国内縫製 約40日
※支払後 寸法確定後の所要期間です。
※GW お盆 年末年始など長期休暇が絡む場合は10日程余分にお日にちを頂きますので予めご了承ください。
※お仕立てが混みあう場合もございますので着用日が決まっている場合は余裕をもってご注文下さい。

海外単衣手縫い縫製・・24,840円
国内単衣手縫い縫製・・35,640円
※いずれも湯のし 正絹衿裏 背伏込み
正絹居敷当・・2,000円
水濡れにも安心 ガード加工・・5,400円
※縮み防止にも繋がりますのでガード加工をおススメ致します。




お仕立てに関して詳しくはこちらをご覧ください。
↓↓↓
こちら>>




  • 2026.06.04
  • 18:41

★在庫有り★単衣・夏 伊勢型小紋 南部芳松 露芝に鳳蝶 グリーン


こちらはシークレット販売商品です
価格・在庫の有無・購入ページに関してはマイページをご参照ください。
マイページへのアクセスには会員登録が必要です。

メーカー希望価格 363,000円
当店価格は商品購入ページをご確認ください。

購入ページはこちら

ユーザー名:パスワードはマイページに記載しております。

シークレットページにアクセス出来ない場合はこちら






伊勢型
人間国宝 南部芳松 彫刻
彫師×染師 神業の競演
作品名 「露芝に鳳蝶」
透かしちりめん
単衣・夏・スリーシーズン














モデル画像はAI作成のイメージの為、不自然な箇所がございますがご容赦下さい。







【型紙製作者】南部芳松 人間国宝 突彫り 国の重要無形文化財技術保持者
【染元】染処古今(所在地:京都)
【品質】絹100%:透かしちりめん 濱縮緬
【生地幅】約38cm(裄丈約71cm 1尺8寸8分まで対応)
【着用時期】4月頃から10月頃(単衣・夏の季節 スリーシーズン)



人間国宝 南部芳松 彫刻 夏単衣 伊勢型小紋
露芝に鳳蝶の文様が染め上げられた伊勢型小紋がお洒落な着姿を演出します。単衣から夏のスリーシーズンにお召しいただける透かしちりめん生地が用いられています。
4月~6月や9月、10月の単衣シーズン向きの生地は希少です。また盛夏にもお召しいただけますので1着ワードローブに加えれば重宝していただけるに違いありません。


彫師の神業とも言える手仕事、染師の研ぎ澄まされた感性が融合する事によって出来上がる伊勢型小紋。
連なる線が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ煌めき。それらは卓越した職人技が融合することによって生み出されるのです。
本品は、突彫りの重要無形文化財技術保持者人間国宝 故)南部芳松氏が彫り上げた伊勢型紙を用い、伊勢型専門染工房「染処古今(そめどころここん)」によって染め上げられました。
















【伊勢型紙】
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。

錐(きり)彫り・・もっとも古くからある彫り技法、半円形の刃先の小刀を用い、丸い小さな穴を無数に開けてあらゆる文様を作り出します。小紋三役と呼ばれる鮫、通し、行儀といった文様は錐彫りの技法で彫られます。

突彫り・・友禅などやや大柄の文様を彫るのに適しています。細長い三日月型の小刀を使います。傾斜の付いた机の上に地紙を数枚重ねて穴板の上に置き、垂直に突く様にして小刀を彫り進めます。

道具彫り・・小刀の先が花、扇、菱などの形に作られているものを突いて彫り抜く技法。錐彫りとともに小紋用に最もよく用いられます。

縞彫り・・毛髪の様に微細な筋を何百本も彫って極細の縞柄を作る技法。

型紙は一度に数枚重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなるそうです。ゆえに型紙がすべて寿命を迎えた時、その柄は終了となるのですが、その前に製作者な亡くなったとしても、死してなお製作した型紙から作品が生み出されるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。

本作品に関しても型紙が寿命を迎えると同時に終了してしまい、二度と染める事は出来ません。

出来上がった型紙は染の専門工場が買取り、白生地に染め上げられ反物が出来上がります。















【伊勢型紙で染める】
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。













【伊勢型の歴史】
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。

その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
その後江戸の町人らにも広がり、奢侈(ししゃ)禁止令(贅沢を禁止し倹約を推奨する命令)が出される中、遠目には地味に見える小さな柄の中に遊び心を取り入れた粋で洒落た柄を求め男女ともに流行していったのです。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。












昭和30年 第1回 人間国宝 国の重要無形文化財技術保持者に、突彫りの南部芳松氏、道具彫りの中村勇二郎氏、錐(きり)彫りの初代 六谷梅軒氏が認定されました。






伊勢型 南部芳松







露芝に鳳蝶
露芝は四季それぞれ芝草に露が宿る風情を現した文様で、蝶は喜びや美を象徴し、特に鳳蝶は幸運を運んでくれると言われています。










【古今色の秘密】
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。

「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染

「染料に独自の調整を加える」


これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。








伊勢型





裏面は草木染と化学染料で引き染めされた染料が裏に通り、薄いグリーンの無地になっています。柄の輪郭部分は色糊でしごき染めされている為、裏に色が通りません。




伊勢型 南部芳松





しごき染めされた上から薄いグリーンの染料で引き染めされています。









スリーシーズン 単衣~夏 透かしちりめん
染め生地は滋賀県長浜市を産地とする濱縮緬において染処古今さんが別誂えされた「透かしちりめん」の生地が用いられています。生地を光に透かすと向こう側が僅かに見える程度の透け感、サラリとした手触りで通気性が良く単衣から夏のスリーシーズン通してお召しいただけるように考案されています。また、濃い色柄の長襦袢を着ても表に映りません。更にシワになりづらく回復力にも優れておりドレープ性としっかりとした風合いを併せ持ちますのでエレガントな着姿に仕上がります。

特殊な技法でほんの少し織り目に隙間を空けている単衣向きの生地ですが、重さは780グラムと袷せ用の生地と変わらず、しっかりとした風合いの生地であることが分かります。














光に透かすと透け感があるものの、実際にお召しになると殆どと言っていいほどに透けませんので単衣シーズンにぴったりです。もちろん盛夏にもお召しください。
※6月や9月の正式な単衣シーズンだけでなく4月~5月、10月に着る単衣着物としてもお召しいただけますので一年を通じて長い期間お楽しみいただける優れものです。


※生地の下に手を置いて撮影していますが透けません。



















彫師と染師の神業が共演して生まれる伊勢型小紋。人間国宝 南部芳松氏の型紙で染め上げられたお洒落な文様「露芝に鳳蝶」高級生地 濱縮緬のしっかりとしたドレープ性と発色の美しさが染の素晴らしさを余すところなく伝えています。
型紙の寿命が尽きる時、もう2度と手にする事は叶いません。
単衣から夏のスリーシーズンお召しいただける優れものです。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之
















※写真と実物ではモニター環境などによって若干色が違って見えることがございます。
※ご購入手続き完了後、すぐに注文確認メールが届きます。(自動配信メール)
その後、通常24時間以内に店舗(店主 筑摩)よりお仕立て内容確認についてのメールを送りますのでお待ちください。


【お仕立て代 期間】
海外縫製 約50日  国内縫製 約40日
※支払後 寸法確定後の所要期間です。
※GW お盆 年末年始など長期休暇が絡む場合は10日程余分にお日にちを頂きますので予めご了承ください。
※お仕立てが混みあう場合もございますので着用日が決まっている場合は余裕をもってご注文下さい。

海外単衣手縫い縫製・・24,840円
国内単衣手縫い縫製・・35,640円
※いずれも湯のし 正絹衿裏 背伏込み
正絹居敷当・・2,000円
水濡れにも安心 ガード加工・・5,400円
※縮み防止にも繋がりますのでガード加工をおススメ致します。




お仕立てに関して詳しくはこちらをご覧ください。
↓↓↓
こちら>>




  • 2026.05.29
  • 08:29

★在庫有り★単衣・夏 伊勢型小紋 中村勇二郎 格天井 水色/灰紫


こちらはシークレット販売商品です
価格・在庫の有無・購入ページに関してはマイページをご参照ください。
マイページへのアクセスには会員登録が必要です。

メーカー希望価格 363,000円
当店価格は商品購入ページをご確認ください。





ユーザー名:パスワードはマイページに記載しております。


シークレットページにアクセス出来ない場合はこちら




伊勢型
人間国宝 中村勇二郎 彫刻
彫師×染師 神業の競演
作品名 「格天井」
透かしちりめん
単衣・夏・スリーシーズン















モデル画像はAI作成のイメージの為、不自然な箇所がございますがご容赦下さい。








【型紙製作者】中村勇二郎 人間国宝 道具彫り 国の重要無形文化財技術保持者
【染元】染処古今(所在地:京都)
【品質】絹100%:透かしちりめん 濱縮緬
【生地幅】約38cm(裄丈約71cm 1尺8寸8分まで対応)
【着用時期】4月頃から10月頃(単衣・夏の季節 スリーシーズン)



人間国宝 中村勇二郎 彫刻 夏単衣 伊勢型小紋
格調高くお洒落な「格天井」のお柄が爽やかな紺紫で染め上げられた伊勢型小紋。単衣から夏のスリーシーズンにお召しいただける透かしちりめん生地が用いられています。
4月~6月や9,10月の単衣シーズン向きの生地は大変希少です。また盛夏にもお召しいただけますので1着ワードローブに加えれば重宝していただけるに違いありません。

彫師の神業とも言える手仕事、染師の研ぎ澄まされた感性が融合する事によって出来上がる伊勢型小紋。連なる点や線が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒の様な煌めき。それらは卓越した職人技が融合することによって生み出されるのです。
本品は、道具彫りの重要無形文化財技術保持者人間国宝 故)中村勇二郎氏が彫り上げた伊勢型紙を用い、伊勢型専門染工房「染処古今(そめどころここん)」によって染め上げられました。

















【伊勢型紙】
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。

錐(きり)彫り・・もっとも古くからある彫り技法、半円形の刃先の小刀を用い、丸い小さな穴を無数に開けてあらゆる文様を作り出します。小紋三役と呼ばれる鮫、通し、行儀といった文様は錐彫りの技法で彫られます。

突彫り・・友禅などやや大柄の文様を彫るのに適しています。細長い三日月型の小刀を使います。傾斜の付いた机の上に地紙を数枚重ねて穴板の上に置き、垂直に突く様にして小刀を彫り進めます。

道具彫り・・小刀の先が花、扇、菱などの形に作られているものを突いて彫り抜く技法。錐彫りとともに小紋用に最もよく用いられます。

縞彫り・・毛髪の様に微細な筋を何百本も彫って極細の縞柄を作る技法。

型紙は一度に数枚重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなるそうです。ゆえに型紙がすべて寿命を迎えた時、その柄は終了となるのですが、その前に製作者な亡くなったとしても、死してなお製作した型紙から作品が生み出されるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。

本作品に関しても、型紙製作者 中村勇二郎氏はお亡くなりになっていますので、型紙が寿命を迎えると同時に終了してしまい、二度と染める事は出来ません。

出来上がった型紙は染の専門工場が買取り、白生地に染め上げられ反物が出来上がります。
















【伊勢型紙で染める】
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。

















【伊勢型の歴史】
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。

その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
その後江戸の町人らにも広がり、奢侈(ししゃ)禁止令(贅沢を禁止し倹約を推奨する命令)が出される中、遠目には地味に見える小さな柄の中に遊び心を取り入れた粋で洒落た柄を求め男女ともに流行していったのです。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。













昭和30年 第1回 人間国宝 国の重要無形文化財技術保持者に、突彫りの南部芳松氏、道具彫りの中村勇二郎氏、錐(きり)彫りの初代 六谷梅軒氏が認定されました。






伊勢型 中村勇二郎






【柄名 心格天井】
神社や寺院 お城といった格調高い建物に用いられる格天井。太い角材を井桁状に配しその上に板をはめて天井にします。









【古今色の秘密】
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。


「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染

「染料に独自の調整を加える」


これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。










伊勢型





裏面は草木染と化学染料で引き染めされた水色の染料が裏に通り、水色の無地になっています。柄の輪郭部分は灰紫の色糊でしごき染めされている為、裏に色が通りません。











スリーシーズン 単衣~夏 透かしちりめん
染め生地は滋賀県長浜市を産地とする濱縮緬において染処古今さんが別誂えされた「透かしちりめん」の生地が用いられています。生地を光に透かすと向こう側が僅かに見える程度の透け感、サラリとした手触りで通気性が良く単衣から夏のスリーシーズン通してお召しいただけるように考案されています。また、濃い色柄の長襦袢を着ても表に映りません。更にシワになりづらく回復力にも優れておりドレープ性としっかりとした風合いを併せ持ちますのでエレガントな着姿に仕上がります。














光に透かすと透け感があるものの、実際にお召しになると殆どと言っていいほどに透けませんので単衣シーズンにぴったりです。もちろん盛夏にもお召しください。
※6月や9月の正式な単衣シーズンだけでなく4月~5月、10月に着る単衣着物としてもお召しいただけますので一年を通じて長い期間お楽しみいただける優れものです。



















彫師と染師の神業が共演して生まれる伊勢型小紋。人間国宝 中村勇二郎氏の型紙で染め上げられた格調高くお洒落なデザイン「格天井」高級生地 濱縮緬のしっかりとしたドレープ性と発色の美しさが染の素晴らしさを余すところなく伝えています。
型紙の寿命が尽きる時、もう2度と手にする事は叶いません。
単衣から夏のスリーシーズンお召しいただける優れものです。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之














※写真と実物ではモニター環境などによって若干色が違って見えることがございます。
※ご購入手続き完了後、すぐに注文確認メールが届きます。(自動配信メール)
その後、通常24時間以内に店舗(店主 筑摩)よりお仕立て内容確認についてのメールを送りますのでお待ちください。


【お仕立て代 期間】
海外縫製 約50日  国内縫製 約40日
※支払後 寸法確定後の所要期間です。
※GW お盆 年末年始など長期休暇が絡む場合は10日程余分にお日にちを頂きますので予めご了承ください。
※お仕立てが混みあう場合もございますので着用日が決まっている場合は余裕をもってご注文下さい。

海外単衣手縫い縫製・・24,840円
国内単衣手縫い縫製・・35,640円
※いずれも湯のし 正絹衿裏 背伏込み
正絹居敷当・・2,000円
水濡れにも安心 ガード加工・・5,400円
※縮み防止にも繋がりますのでガード加工をおススメ致します。




お仕立てに関して詳しくはこちらをご覧ください。
↓↓↓
こちら>>




  • 2026.06.05
  • 14:49

伊勢型小紋 中村勇二郎 夢つなぎ 常盤染


こちらはシークレット販売商品です
価格・在庫の有無及びご購入ページに関してはマイページをご参照ください。
マイページへのアクセスは会員登録が必要です

メーカー設定価格 363,000円
当店価格はマイページをご確認ください。


購入ページはこちら

ユーザー名:パスワードはマイページに記載しております。

シークレットページにアクセス出来ない場合はこちら


伊勢型 受注




伊勢型 重要無形文化財
人間国宝 中村勇二郎 彫刻
染師 古今四代目 安江敏弘
彫師×染師 神業の競演
作品名 夢つなぎ
高級 濱縮緬












モデル画像はAI作成のイメージですので不自然な箇所がございますがご容赦下さい。







【型紙製作者】中村勇二郎 人間国宝 道具彫り 国の重要無形文化財技術保持者
【染元】染処古今(所在地:京都)
【品質】絹100%:濱縮緬
【生地幅】約38cm(裄丈約70cm 1尺8寸5分まで対応)
【着用時期】9月から翌年6月頃(袷・単衣の季節)


彫師の神業とも言える手仕事、染師の研ぎ澄まされた感性が融合する事によって出来上がる伊勢型小紋。
連なる点と線が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒のごとき煌めき。それらは卓越した職人の手仕事によって生み出されるのです。
本作品「夢つなぎ」突彫りの重要無形文化財技術保持者人間国宝 故)中村勇二郎氏が彫り上げた伊勢型紙を用い、伊勢型専門染工房「染処古今(そめどころここん)四代目 安江敏弘氏」によって染め上げられました。
















【伊勢型紙】
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。

錐(きり)彫り・・もっとも古くからある彫り技法、半円形の刃先の小刀を用い、丸い小さな穴を無数に開けてあらゆる文様を作り出します。小紋三役と呼ばれる鮫、通し、行儀といった文様は錐彫りの技法で彫られます。

突彫り・・友禅などやや大柄の文様を彫るのに適しています。細長い三日月型の小刀を使います。傾斜の付いた机の上に地紙を数枚重ねて穴板の上に置き、垂直に突く様にして小刀を彫り進めます。

道具彫り・・小刀の先が花、扇、菱などの形に作られているものを突いて彫り抜く技法。錐彫りとともに小紋用に最もよく用いられます。

縞彫り・・毛髪の様に微細な筋を何百本も彫って極細の縞柄を作る技法です。

型紙は一度に数枚分を重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなってしまう為、すべての型紙が寿命を迎えた時その柄の生産は終了となります。型紙の製作者が亡くなったとしても、型紙から作品が生み出され続けるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。

本作品に関しても、製作者 中村勇二郎氏はお亡くなりになっていますので、型紙が寿命を迎えると同時に二度と染める事は出来ません。

型紙は染の専門工場が買取り、白生地に染め上げられ反物が出来上がります。















【伊勢型紙で染める】
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。













【伊勢型の歴史】
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。

その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
その後江戸の町人らにも広がり、奢侈(ししゃ)禁止令(贅沢を禁止し倹約を推奨する命令)が出される中、遠目には地味に見える小さな柄の中に遊び心を取り入れた粋で洒落た柄を求め男女ともに流行していったのです。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。













昭和30年 第1回 人間国宝 国の重要無形文化財技術保持者に、突彫りの南部芳松氏、道具彫りの中村勇二郎氏、錐(きり)彫りの初代 六谷梅軒氏が認定されました。




伊勢型 中村勇二郎








作品名:夢つなぎ
瓢箪を蔓で連ねた中に「夢」の文字があしらわれた創作模様。縁起物とされる瓢箪と、よく見れば分かる程度の「夢」の文字がお洒落さの中に、未来へと続く希望を纏っているかのような高揚感を感じるのです。














【古今色の秘密】
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。

※本品は、型の上からターコイズ色の色糊で糊伏せし、グレーの顔料で「しごき染」を施した後に、草木染と灰色がかった薄い水色の染料で引き染されています。


「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染

「染料に独自の調整を加える」


これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。










伊勢型







裏面は草木染と化学染料で引き染めされた色が裏に通り、無地になっています。※色糊と顔料で染めた色は裏に通りません。
※柄が裏に透けていますが染料が通っているわけではありません。










下の画像 上部の極薄い灰味の水色が引き染めの色です。







染め生地は滋賀県長浜市を産地とする高級素材 濱縮緬が用いられており、ドレープ性としっかりとした風合いを併せ持ち、伊勢型染の美しさを余すところなく伝えてくれますのでエレガントな着姿に仕上がります。
























彫師と染師の神業が共演して生まれる伊勢型小紋。人間国宝 中村勇二郎氏の型紙で染め上げられた「夢つなぎ」高級生地 濱縮緬のしっとりとしたドレープ性と発色の美しさが伊勢型染の素晴らしさを余すところなく伝えています。
型紙の寿命が尽きる時、もう2度と手にする事は叶いません。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之
















※写真と実物ではモニター環境などによって若干色が違って見えることがございます。
※ご購入手続き完了後、すぐに注文確認メールが届きます。(自動配信メール)
その後、通常24時間以内に店舗(店主 筑摩)よりお仕立て内容確認についてのメールを送りますのでお待ちください。

お仕立てに関して詳しくはこちらをご覧ください。
↓↓↓
こちら>>


★八掛地の色選定をご依頼される場合は「八掛色NO」記入欄にご希望の色目を記入して下さい。メールにて最終確認させて頂きます。

※色はご注文完了後にゆっくりお考えいただいても構いません。(八掛NO記入欄に「注文後決定」と記入して下さい。)
※縮緬向けパレスタイプの暈しからお好みの色をお選びください。
※無地を付けると八掛地と胴裏地の色の違いが表に移りますのでご注意ください。



【八掛地は下の画像をクリックしてお選びください】


八掛色見本

  • 2026.05.26
  • 08:13

伊勢型小紋 六谷梅軒 弓矢 グレー


こちらはシークレット販売商品です
価格・在庫の有無及びご購入ページに関してはマイページをご参照ください。
マイページへのアクセスは会員登録が必要です

メーカー希望価格 308,000円
当店価格はマイページをご確認ください。


購入ページはこちら

ユーザー名:パスワードはマイページに記載しております。

シークレットページにアクセス出来ない場合はこちら


伊勢型 受注



伊勢型
人間国宝 六谷梅軒
彫師×染師 神業の競演
作品名 弓矢
高級 濱縮緬





伊勢型小紋 六谷梅軒



伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒






【型紙製作者】六谷梅軒 人間国宝 錐彫り 国の重要無形文化財技術保持者
【染元】染処古今(所在地:京都)
【品質】絹100%:濱縮緬
【生地幅】約38cm(裄丈約70cm 1尺8寸5分まで対応)
【着用時期】10月頃から翌年5月頃(袷の季節)6月 9月(単衣の季節)


彫師の神業とも言える手仕事、染師の研ぎ澄まされた感性が融合する事によって出来上がる伊勢型小紋。
連なる点と線が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒のごとき煌めき。それらは卓越した職人の手仕事によって生み出されるのです。
本作品「弓矢」錐彫りの重要無形文化財技術保持者人間国宝 故)六谷梅軒氏が彫り上げた伊勢型紙を用い、伊勢型専門染工房「染処古今(そめどころここん)」によって染め上げられました。











伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒






【伊勢型紙】
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。

錐(きり)彫り・・もっとも古くからある彫り技法、半円形の刃先の小刀を用い、丸い小さな穴を無数に開けてあらゆる文様を作り出します。小紋三役と呼ばれる鮫、通し、行儀といった文様は錐彫りの技法で彫られます。

突彫り・・友禅などやや大柄の文様を彫るのに適しています。細長い三日月型の小刀を使います。傾斜の付いた机の上に地紙を数枚重ねて穴板の上に置き、垂直に突く様にして小刀を彫り進めます。

道具彫り・・小刀の先が花、扇、菱などの形に作られているものを突いて彫り抜く技法。錐彫りとともに小紋用に最もよく用いられます。

縞彫り・・毛髪の様に微細な筋を何百本も彫って極細の縞柄を作る技法です。

型紙は一度に数枚分を重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなってしまう為、すべての型紙が寿命を迎えた時その柄の生産は終了となります。また、その前に型紙の製作者な亡くなったとしても、死してなお型紙から作品が生み出され続けるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。

本作品「弓矢」に関しても、製作者 六谷梅軒氏はお亡くなりになっていますので、型紙が寿命を迎えると同時に二度と染める事は出来ません。

型紙は染の専門工場が買取り、白生地に染め上げられ反物が出来上がります。








伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒







【伊勢型紙で染める】
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。








伊勢型小紋 六谷梅軒





【伊勢型の歴史】
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。

その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
その後江戸の町人らにも広がり、奢侈(ししゃ)禁止令(贅沢を禁止し倹約を推奨する命令)が出される中、遠目には地味に見える小さな柄の中に遊び心を取り入れた粋で洒落た柄を求め男女ともに流行していったのです。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。







伊勢型小紋 六谷梅軒






昭和30年 第1回 人間国宝 国の重要無形文化財技術保持者に、突彫りの南部芳松氏、道具彫りの中村勇二郎氏、錐(きり)彫りの初代 六谷梅軒氏が認定されました。




伊勢型 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒





【柄名 弓矢】
自分の身にかかる災いである魔を破り幸せに暮らせますようにと願う縁起物です。





伊勢型小紋 六谷梅軒





【古今色の秘密】
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
※本品は、糊置きを2度施された常磐染の技法で染め上げられています。


「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染

「染料に独自の調整を加える」


これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。




グレーでしごき染した上から最後にピンクの染料で引き染が施されているため粒粒がピンクに染まっています。


伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒



伊勢型




裏面は草木染とピンクの化学染料で引き染めされた染料が通り無地になっています。柄部分は色糊でしごき染めされている為、裏に色が通りません。





伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒




染め生地は滋賀県長浜市を産地とする高級素材 濱縮緬が用いられており、ドレープ性としっかりとした風合いを併せ持ち、伊勢型染の美しさを余すところなく伝えてくれますのでエレガントな着姿に仕上がります。




伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒





彫師と染師の神業が共演して生まれる伊勢型小紋。人間国宝 六谷梅軒氏の型紙で染め上げられた作品「弓矢」。高級生地 濱縮緬のしっかりとしたドレープ性と発色の美しさが染の素晴らしさを余すところなく伝えています。
型紙の寿命が尽きる時、もう2度と手にする事は叶いません。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之






伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒





※写真と実物ではモニター環境などによって若干色が違って見えることがございます。
※ご購入手続き完了後、すぐに注文確認メールが届きます。(自動配信メール)
その後、通常24時間以内に店舗(店主 筑摩)よりお仕立て内容確認についてのメールを送りますのでお待ちください。

お仕立てに関して詳しくはこちらをご覧ください。
↓↓↓
こちら>>



★お任せで八掛地の色をご依頼される場合は「八掛色NO」記入欄にご希望の色を記入して下さい。メールにて最終確認させて頂きます。

※色はご注文完了後にゆっくりお考えいただいても構いません。(八掛NO記入欄に「注文後決定」と記入して下さい。)
※縮緬向けパレスタイプからお好みの色をお選びください。

【八掛地は下の画像をクリックしてお選びください】


八掛色見本

  • 2026.05.26
  • 08:14

伊勢型小紋 六谷梅軒 片男波 常盤染


こちらはシークレット販売商品です
価格・在庫の有無及びご購入ページに関してはマイページをご参照ください。
マイページへのアクセスは会員登録が必要です

メーカー設定価格 418,000円
当店価格はマイページをご確認ください。


購入ページはこちら

ユーザー名:パスワードはマイページに記載しております。

シークレットページにアクセス出来ない場合はこちら


伊勢型 受注



伊勢型
人間国宝 六谷梅軒
彫師×染師 神業の競演
作品名 片男波
万葉の浪漫を感じて
常盤染
高級 濱縮緬





伊勢型小紋 六谷梅軒



伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒


モデル画像はAI作成のイメージですので不自然な箇所がございますがご容赦下さい。


伊勢型小紋 六谷梅軒





【型紙製作者】六谷梅軒 人間国宝 錐彫り 国の重要無形文化財技術保持者
【染元】染処古今(所在地:京都)
【品質】絹100%:濱縮緬
【生地幅】約38cm(裄丈約70cm 1尺8寸5分まで対応)
【着用時期】10月頃から翌年5月頃(袷の季節)6月 9月(単衣の季節)


彫師の神業とも言える手仕事、染師の研ぎ澄まされた感性が融合する事によって出来上がる伊勢型小紋。
連なる点と線が奏でる旋律の様な型紙の美しさ、染め上がった布が放つ光の粒のごとき煌めき。それらは卓越した職人の手仕事によって生み出されるのです。
本作品「片男波」錐彫りの重要無形文化財技術保持者人間国宝 故)六谷梅軒氏が彫り上げた伊勢型紙を用い、伊勢型専門染工房「染処古今(そめどころここん)」によって染め上げられました。






伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒





【伊勢型紙】
楮だけですいた美濃和紙に接着剤として柿渋の液を塗り、数枚貼り合わせたものが地紙(型紙の元)になります。
彫刻刀や小刀のような専用の道具を用いて地紙を彫り柄を作っていきます。
※錐彫り、突彫り、道具彫り、縞彫りなど彫り方によって刃先の形状が異なり、細かな柄になればなるほど卓越した技術が必要である事は言うまでも有りません。

錐(きり)彫り・・もっとも古くからある彫り技法、半円形の刃先の小刀を用い、丸い小さな穴を無数に開けてあらゆる文様を作り出します。小紋三役と呼ばれる鮫、通し、行儀といった文様は錐彫りの技法で彫られます。

突彫り・・友禅などやや大柄の文様を彫るのに適しています。細長い三日月型の小刀を使います。傾斜の付いた机の上に地紙を数枚重ねて穴板の上に置き、垂直に突く様にして小刀を彫り進めます。

道具彫り・・小刀の先が花、扇、菱などの形に作られているものを突いて彫り抜く技法。錐彫りとともに小紋用に最もよく用いられます。

縞彫り・・毛髪の様に微細な筋を何百本も彫って極細の縞柄を作る技法です。

型紙は一度に数枚分を重ねて彫られます。出来上がった型紙は一定数染めると劣化して使えなくなってしまう為、すべての型紙が寿命を迎えた時その柄の生産は終了となります。また、その前に型紙の製作者な亡くなったとしても、死してなお型紙から作品が生み出され続けるという事に感動や趣深さを感じると共に、いずれは型紙が役目を終えて消え去ってしまうという有限さに、儚さやノスタルジックな感情が湧き出るのです。

本作品に関しても、製作者 六谷梅軒氏はお亡くなりになっていますので、型紙が寿命を迎えると同時に二度と染める事は出来ません。

型紙は染の専門工場が買取り、白生地に染め上げられ反物が出来上がります。








伊勢型小紋 六谷梅軒







【伊勢型紙で染める】
板に貼られた白生地に型紙を置き防染糊を引いていきます。型に開いた隙間を通して生地に防染糊が付く事でその部分に色が染まらないようにします。
型紙を順番に送りながら糊を置いて行く作業は、染め上がった際に型紙の継ぎ目が分からないよう寸分の狂いも許されません。この工程が染め上がりの良し悪しに直結してしまう為、正に神業とも言える糊置きの技術が必要なのです。



常盤染~染師の技が生み出す色彩の煌めき
本品は通常の伊勢型染に更に手間をかけて染め上げられています。
下の画像を見ると、柄を表現する為の点が白っぽいものとターコイズブルーの2つの色で構成されているのがお分かりいただけると思います。
これは、柄を表現するための糊置きをほんの少しだけ型紙をズラし2度行う事によって可能となる技法です。白っぽい点は、糊置きで防染し白抜きされた部分に薄い水色で引き染めされています。ターコイズブルーの点は、防染糊に顔料が混ざった色糊を置くことで色が付けられています。
染職人の発想力によって考案された常盤染は、高度な糊置きの技術と手間暇が必要とされることは勿論、柄に奥行きが生まれ伊勢型文様の魅力を更に引き上げてくれるのです。



※ターコイズの点と白っぽいの点が少しずれて並んでいるのがご確認いただけます。同じ型で2度染めることで柄が二重になり奥行きが生まれます。
白っぽく見える点は、糊置きで白く染め抜かれた後に上から薄い水色で引き染めししたものです。そしてターコイズブルーの点は、防染糊に青色の顔料が混ざった色糊を置くことで色が染めつきます。





伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒





【伊勢型の歴史】
三重県鈴鹿市白子町、寺家町を産地とする伊勢型紙。
応仁の乱によって京都から逃げ延びてきた人々の中に型紙職人がいた事から伊勢型紙の産地となったと伝えられていますが、その歴史は定かではありません。
また、鈴鹿市にある子安観音寺には、今から1200年ほど昔 久大夫という翁が不断桜の落ち葉の虫食い跡がとても面白く、紙を切り抜き模様に仕立てる事を思いついたことが伊勢型紙の発祥という言い伝えも残っています。

その伊勢型紙を江戸を中心とした染屋が購入し、染師らの手によって染め物が生産されていました。江戸時代には武士の礼服である裃の模様として定められるようになり、武士達は競うようにより細かく高度な柄を求め伊勢型の技術が向上し発展して行きます。将軍や大名などは決まった模様が決められ、他のものがその柄を使用できないよう「留柄」「定め柄」とされていました。
その後江戸の町人らにも広がり、奢侈(ししゃ)禁止令(贅沢を禁止し倹約を推奨する命令)が出される中、遠目には地味に見える小さな柄の中に遊び心を取り入れた粋で洒落た柄を求め男女ともに流行していったのです。
その後、伊勢型で染められたものが江戸小紋と呼ばれるようになりました。






伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒





昭和30年 第1回 人間国宝 国の重要無形文化財技術保持者に、突彫りの南部芳松氏、道具彫りの中村勇二郎氏、錐(きり)彫りの初代 六谷梅軒氏が認定されました。



伊勢型 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒




片男波(かたおなみ)~万葉の浪漫を感じる~
打ち寄せる波の中でも高い波を「片男波」といいます。
奈良時代の歌人 山部赤人が和歌山の海を「若の浦に潮満ち来れば 潟(かた)をなみ 葦辺をさして鶴鳴き渡る」と詠んだことに因むとされています。
寄せては返す、「必ず帰る」縁起のよい波 これがいつか「高い波」「男波」と言われ、人の頭 又 男気の代名詞に使われる様になった。









伊勢型小紋 六谷梅軒






【古今色の秘密】
防染糊を置いた後、染料を配合した糊(色糊)で地染めをします。しごくように染める事から「しごき染」と呼ばれます。
しごき染め後に糊を落とすと防染糊を置いた部分が白く染め抜かれて柄が浮かび上がります。昔ながらの伊勢型染は、しごき染で完了しますが、染処古今さんにおいては更に草木染料で引き染めを施しその上から化学染料で重ね染する事で白く染め抜かれた部分にも色が付くとともに草木染によって深みのある色に仕上がるのです。
そして、もう一点手間暇を掛けているのが古今の色と評される所以の一つです。
色糊を作る際に使う染料は専門業者から仕入れるのですが、染料をそのまま用いるのではなく、長年の研究と職人の感性によって仕入れた染料に調整を加える事で他にはないオリジナリティ溢れる色に染め上がるのです。
※本品は、糊置きを2度施された常磐染の技法で染め上げられています。


「3度染める」
1、色糊による地染め
2、草木染料で引き染
3、化学染料で引き染

「染料に独自の調整を加える」


これが染処古今が作り上げた他には真似の出来ない色の秘密なのです。

本品については通常の工程に加えて、ターコイズの色糊で染めるという常盤染の技法が用いられており更に手間暇が掛けられています。






伊勢型小紋 六谷梅軒



伊勢型







裏面は草木染と化学染料で引き染めされた染料が裏に通り、無地になっています。柄部分は色糊でしごき染めされている為、裏に色が通りません。
※柄色の濃淡が裏に透けていますが染料が通っているわけではありません。





伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒



下の画像 上部の極薄い水色が引き染めの色です。


伊勢型小紋 六谷梅軒





染め生地は滋賀県長浜市を産地とする高級素材 濱縮緬が用いられており、ドレープ性としっかりとした風合いを併せ持ち、伊勢型染の美しさを余すところなく伝えてくれますのでエレガントな着姿に仕上がります。





伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒



伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒






彫師と染師の神業が共演して生まれる伊勢型小紋。人間国宝 六谷梅軒氏の型紙で染め上げられた「片男波」高級生地 濱縮緬のしっとりとしたドレープ性と発色の美しさが伊勢型染の素晴らしさを余すところなく伝えています。
型紙の寿命が尽きる時、もう2度と手にする事は叶いません。
真摯なモノづくりをされる染処古今さんの手によって命が吹き込まれた名品を是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之









伊勢型小紋 六谷梅軒


伊勢型小紋 六谷梅軒





※写真と実物ではモニター環境などによって若干色が違って見えることがございます。
※ご購入手続き完了後、すぐに注文確認メールが届きます。(自動配信メール)
その後、通常24時間以内に店舗(店主 筑摩)よりお仕立て内容確認についてのメールを送りますのでお待ちください。

お仕立てに関して詳しくはこちらをご覧ください。
↓↓↓
こちら>>


★八掛地の色をご依頼される場合は「八掛色NO」記入欄にご希望の色を記入して下さい。メールにて最終確認させて頂きます。

※色はご注文完了後にゆっくりお考えいただいても構いません。(八掛NO記入欄に「注文後決定」と記入して下さい。)
※縮緬向けパレスタイプからお好みの色をお選びください。



【八掛地は下の画像をクリックしてお選びください】


八掛色見本

  • 2026.05.26
  • 08:15

新規会員登録500P進呈

保有ポイント:__MEMBER_HOLDINGPOINT__ポイント
会員ランク:__MEMBER_RANK_NAME__
あと__MEMBER_RANK_NPRC__以上の
お買い物でランクアップ!
あと__MEMBER_RANK_NCNT__の購入でランクアップ!

店主のつぶやき 業界裏話

スポットガーデン店主

店主 筑摩和之(ちくま かずゆき)です。
「誠実」「安心」「信頼」をモットーに、自らが厳選した着物や帯、和装小物を安心価格でご提案しております。
☆呉服業界裏話などつづっていますので上手なお店や商品選びの参考にしていただければ幸いです。
店長日記はこちら >>

商品カテゴリ

品種から探す

着物・帯をテーマから探す

特別企画

実店舗営業カレンダー※予定
  • 今日
  • 休業日
  • 営業時間変更有

★来店予約制です。
お問合せ・来店予約はお問い合わせフォーム、メールまたはLINEで受け付けております。

●定休日:毎日曜日
●基本営業時間:13:00-19:00

▲5/25(月):15時頃から営業
※一人で運営している為、予告なく外出や臨時休業などございますのでご来店の際には事前にご連絡いただきますようお願い申し上げます。
※営業予定は変更の場合がございます。
※事前(前日まで)にご連絡いただきましたら営業時間外や定休日(日曜日)でも可能な限り対応させて頂きます。
※お電話は出られない場合がございます。メールやLINE、お問い合わせフォームもご利用下さい。



友だち追加

facebookページ

インスタグラム


地図 アクセス

特集 ピックアップテーマ


メール利用クレジットカード支払い


特選京友禅 名古屋帯

インド木版更紗 ムガシルク

自然布

琉球染織展

工芸染織

全国の染織

美しいキモノ掲載

アウトレット

ピックアップ商品

シークレット販売

シークレットページにアクセス出来ない場合はこちら

誉田屋源兵衛

貴久樹

伊勢型

夢染里

店舗情報 活用術

お仕立てについて

店主のつぶやきバックナンバー

着物・帯コーディネート

その他ページ

下書き

シークレット販売(伊勢型)

シークレット販売(夢染里・友禅染)

シークレット販売 西陣特選機元

シークレット販売(貴久樹)

シークレット販売 誉田屋源兵衛

QR

ページトップへ