竹筬よろけ織
手織りの逸品
単衣・夏八寸名古屋帯
西陣織 ハイブランド
枡屋高尾
時に耐える美しさ
期間限定特別販売
予告なく販売終了日は変更します
【産地】京都 西陣
【品質】絹80% 金属風糸20%
【製造元】枡屋高尾 西陣織工業組合組合員番号277
【着用時期】単衣~盛夏(5月頃~10月頃)
透け感が抑えられていますので袷シーズンにお使いいただいても違和感ありません。
【長さ】仕立て上がり370cmにさせていただきます
※ご希望の長さがございましたらご購入手続きの際 フリー記入欄からお知らせください。最大約400cm迄対応可能
西陣織のハイブランド「枡屋高尾(ますやたかお)」が手掛けた手織りの逸品。横段格子にカラー切り替えの意匠の中に、真綿糸の趣き、銀糸の煌めき、そして「よろけ織」の豊かな表情、それらを現在では希少になった手織りの技により息吹を宿し静かに佇む風格を漂わせるのです。見れば見るほどに触れれば触れるほどに作品の魅力に惹きこまれるのです。
段模様一段おきに銀糸が織り込まれています。その煌めきは嫌味のない上品な煌めきであり落ち着いたカラーリングが地味になるのを防ぎ、銀糸を織り込んだ段と織り込んでいない段の変化がシンプルな意匠に奥行きと味わい深さを添え、工芸美と大人の女性らしい美しさを兼ね備えているのです。お洒落帯に金属風糸を用いることは西陣織の特徴であり他産地のお洒落帯には見られない魅力と言えるでしょう
緯糸には真綿糸が織り込まれています。
真綿糸の節がランダムに現れる様が素朴な雰囲気を漂わせながらも銀糸の煌めきとの融合により、洗練された上質感が増幅されるのです。
手織りの魅力
現在、西陣織の殆どは機械織りによって製作されており手織りの作品は非常に希少なものとなっています。手織りの魅力とはなんなのでしょうか。
現在、西陣織の殆どは機械織りによって製作されており手織りの作品は非常に希少なものとなっています。手織りの魅力とはなんなのでしょうか。
「とんとん♪ とんととん♪」リズミカルな音を奏でる機織りの音。ただひたすら機に向かい緯糸を打ち込んでいく。布の声を聞きながら糸を労わるように、しかし力強く織り進める手織りの作業は心を乱す事が許されない正確さが求められます。それは自分自身と向かい合い我を見つめ直すかのような作業であり、集中力と根気強さを必要とします。高度な技術と人の感度によって糸の状態や湿度などを見極めて打ち込み具合を加減する。機械織りでは決して感じることが出来ない優しさは手仕事がもたらす温もりであり、体に沿う締め心地の良さが手織り最大の魅力なのです。
白い真綿糸の節がランダムに現れています。
単衣・夏向きに製作されていますが透け感は抑えられていますので袷シーズン含めてオールシーズンお使いいただいても違和感は有りません。
竹筬よろけ織
帯の表面を見ると経糸が曲線状によろけて立涌模様になっているのが確認できます。筬(おさ)と呼ばれる縦糸を通し緯糸を打ち込む道具に細工を施すことで立涌模様が現れます。このよろけが平坦な平織の帯地に変化をもたらし奥行を生み出しています。格子という直線とよろけの交わりが表情豊かな面持ちを漂わせるのです。
そして現在ではステンレス製の筬が多く用いられる中で本品は竹製の筬を使用しているのが特徴です。竹素材を用いる事で、緯糸を強く打ち込んでも糸の表面に余分な力を加えず優しくいたわることで弾力性のある風合いに仕上がるのです。
枡屋高尾(ますやたかお)・・西陣織工業組合組合員番号277
西陣織のハイブランドと言っても過言ではない名門織元。専門店筋やデパート筋からも絶大なる信頼を得ています。
「時に耐える美しさ」をモットーに、人々の心を魅了し続ける普遍の作品を追求し、その中で時代に合わせて変化するものと変わらないものを取捨選択していく。いつ見ても新鮮であり続けることを目指しておられるのです。
世界に誇る織の技 「西陣織」
室町時代 応仁の乱(1467年〜1477年)が終わり、各地に離散していた織職人達が西軍の陣地が置かれた辺りに集まり織物を再開し、織物の町として栄えました。
西軍の陣地跡からその地域を西陣と呼び「西陣織」の名が付きました。以降500年以上に渡り織物の名産地としてその名を馳せ現在においても日本最大の産地として着物業界において無くてはならない存在になっています。
室町時代 応仁の乱(1467年〜1477年)が終わり、各地に離散していた織職人達が西軍の陣地が置かれた辺りに集まり織物を再開し、織物の町として栄えました。
西軍の陣地跡からその地域を西陣と呼び「西陣織」の名が付きました。以降500年以上に渡り織物の名産地としてその名を馳せ現在においても日本最大の産地として着物業界において無くてはならない存在になっています。
西陣織のハイブランド「枡屋高尾」謹製、お洒落八寸名古屋帯。粋さと大人の色気を兼ね備えた粋な意匠が風格を漂わせる帯周りを演出します。現在では大変希少となった手織りの風合いをお楽しみください。特選アイテムを期間限定特別販売させていただきますのでお見逃しなく!
スポットガーデン 筑摩和之
※モニター環境などにより写真と実物では若干色目が異なって見える場合がございます。
※価格にお仕立て代は含まれておりません。
※お仕立てをご依頼の場合には、オプションからそれぞれの項目をお選びください。
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【お仕立てについて】
【八寸名古屋帯】
1「松葉仕立て」
1,620円
手先から約38cm(1尺)半分に折ってかがります。
※最も一般的なお仕立て方法です。
※手先が半分になっているので締めやすくなっています。
2「平仕立て(開き仕立て)」
1,620円
手先を半分に折らずに全て平らのまま仕立てます。
※胴巻部分の帯巾を調節したい方におすすめです。
【ガード加工】※水をはじく加工です。
3,240円
※上記価格はミシン仕立てです。
プラス3,240円で手縫いに変更可能です。(オプションより選択)
お仕立て期間 約3週間
ゴールデンウイークやお盆、年末年始など長期休暇を挟む場合は余分に日数がかかります。またお仕立てが混み合う場合もございますので予めご了承ください。
