中島敬子 型絵染
独自の世界観を型絵染に託す
国画会準会員
作品名:屋並み
2024年 国展出展作品
【製作者】中島敬子 国画会準会員
【品質】絹100%(紬地)
【染色技法】型絵染
【着用時期】9月~翌年6月頃(単衣・袷の季節)
【長さ】仕立て上がり 370cmでお仕立てさせて頂きます。
※ご希望の長さがございましたらご注文手続きの際、フリー記入欄からお知らせください。最大約380cmまで対応可能
作品名「屋並み」2024年 第98回 国展 出品作品
少しずつ色が異なるグリーンに揺らぎを持たせて染め上げられた連なる三角の屋並み。その合間に咲くオレンジの花のコントラストがパッと明るい印象を感じさせます。異国情緒を漂わせる屋並みの中に花を入れる事で、屋根の下に人の営みが息づいているかのような息吹を感じ、想像力を掻き立てられるのです。
本品は今年で98回を数える権威ある公募展「国展」に出品されたお品です。
自由な発想で図柄を染め上げる型絵染。自由とは言葉では簡単に言えますが、「何物にも捉われない自由な発想」が何よりも難しいのではないでしょうか。自由を意識したらそれはもう自由では無くなると言えはいいのでしょうか。無意識の中で生まれてくるものこそが自由であり、感性が赴くままに表現されるのが芸術なのです。だからこそ、新鮮さを感じさせながらも作家ごとにブレない色(個性)があり、その個性に私達は惹かれるのです。中島敬子さんの作品についても、具体的な言葉では言い表す事の出来ない「らしさ」があり、その「らしさ」に魅力を感じで多くのファンから支持されているのです。それは理屈ではなく感じるだけなのでしょう。
自由な発想で図柄を染め上げる型絵染。自由とは言葉では簡単に言えますが、「何物にも捉われない自由な発想」が何よりも難しいのではないでしょうか。自由を意識したらそれはもう自由では無くなると言えはいいのでしょうか。無意識の中で生まれてくるものこそが自由であり、感性が赴くままに表現されるのが芸術なのです。だからこそ、新鮮さを感じさせながらも作家ごとにブレない色(個性)があり、その個性に私達は惹かれるのです。中島敬子さんの作品についても、具体的な言葉では言い表す事の出来ない「らしさ」があり、その「らしさ」に魅力を感じで多くのファンから支持されているのです。それは理屈ではなく感じるだけなのでしょう。
「もっと大胆になれ!」
この言葉を念頭に置いて染色に向き合う国画会準会員 中島敬子さん。大胆にそして自由な発想でありながらも細かな所に手を抜かない中島さんの個性溢れる作品は、力強さと伸びやかさを兼ね備え、着物愛好家に多くのファンがおられます。
念頭の言葉「もっと大胆になれる!」これは中島さんの師である型絵染の大家「添田敏子」さんから口酸っぱく言われた言葉です。添田敏子さんは数年前に逝去されましたが、型絵染界の重鎮として第一線で活躍されていました。お弟子さんに対しても非常に厳しい方だったようです。その添田さんからも一目置かれる存在だったのです。
この言葉を念頭に置いて染色に向き合う国画会準会員 中島敬子さん。大胆にそして自由な発想でありながらも細かな所に手を抜かない中島さんの個性溢れる作品は、力強さと伸びやかさを兼ね備え、着物愛好家に多くのファンがおられます。
念頭の言葉「もっと大胆になれる!」これは中島さんの師である型絵染の大家「添田敏子」さんから口酸っぱく言われた言葉です。添田敏子さんは数年前に逝去されましたが、型絵染界の重鎮として第一線で活躍されていました。お弟子さんに対しても非常に厳しい方だったようです。その添田さんからも一目置かれる存在だったのです。
型絵染とは
紅型染に魅せられた故)芹沢けい介氏(けい=金偏に圭 ※人間国宝)が独自に研究を重ねて染色の中の1つのジャンルとして確立させ国に認められた型染めの技法であり、顔料によって柄が染められます。
同じく型染の一種である「伊勢型」や「型友禅」が分業制によりそれぞれの専門職人の手を経て出来上がるのとは異なり、型絵染は図案から型彫り・染に至るまで1人の職人が一貫して行うのが特徴です。ゆえに作家の個性や感性が1つの作品に凝縮され唯一無二の染物が生み出されます。※紅型染も基本的には1人の職人が全ての工程をこなすことが出来ます。
そして、伝統文様や形式といった模様の概念は一切なく、作者の感性を自由に表現することにより見るものの心に響く作品が生まれるのです。
本品は染地に紬の帯地が用いられています。表面に現れた大小の真綿の節が素朴な伝統工芸品としての趣きを漂わせ、ふっくらとした手触りとしなやかな風合いが工芸染織の魅力を更に増幅させています。
中島敬子 略歴
1959年・・埼玉県生
2000年・・添田敏子に師事
2001年・・国展 初入選
2002年・・国展 新人賞
2009年・・国展 工芸部友に推挙
国画会 国展とは
1918年 大正7年に日本画家の小野竹喬、土田麦僊、村上華岳、野長瀬晩花、榊原紫峰ら5名、京都の新進気鋭の画家達により、「創作の自由を尊重するヲ持って第一義となす」の理念のもとに「国画創作協会」が創設された。
明治末期から大正初期にかけては、文化は西欧の影響が大きくなったが、京都では日本画と洋画の垣根無く、学者・画家が絵画を論じ研究するグループがあった。
それは西欧の画風を取り入れようとする日本画の確立と日本の風土に根差した洋画の確立を目指すという共通の課題を持ち、渡欧し西欧の芸術について研鑽し、かつ共同の展覧会を開くという清新な風潮であった。
その中に有って国画創作協会の土田麦僊は1925年 大正14年、ともに研究会に参加していた梅原龍三郎、川島理一郎を同協会に迎え入れ、第2部として「洋画部」を新設した。
これを機にそれまで展覧会は秋期であったのが春に変更され、以降春期に定着するに至った。「国展」はこの定期展の呼称とした。この洋画部新設にあたって会運営の円滑化を図るため、評議員として川路柳虹、田中喜作、福原信三、野島康三を加えここに清新なる芸術の創造を目指すこととなった。
翌年1926年 大正15年 洋画部の公募をはじめ、記念すべき国画創作協会第一回展を開催した。その後、国画創作協会から国画会への名を変え、彫刻部、工芸部、版画部、写真部、が創設され、創作の自由を尊重するのを第一義とした創立精神に基づき、世界的視野に立った創造的にして個性的な作品発表の場として、日本を代表する作家を多数輩出し続けています。
手先から垂れ先までの全てに柄が染められた全通帯です。一般的な型絵染は六通がほとんどですが、中島敬子さんの作品は全通で染められています。胴部分の一巻き目は隠れてしまうので全通である必要はないのですが、手を抜かないという拘りがうかがえます。
※お太鼓裏のみ無地です。
スポットガーデン再登場 中島敬子さん作 型絵染九寸名古屋帯。
2024年 第98回 国展出展作品です。大胆な構図に色彩のコントラストが美しく帯周りを華やかに彩ります。全国各地の逸品紬や作家物にも負けることなく存在感を放ちます。決して量産できる品ではございませんのでお目に留まりましたら是非お手元にお迎え下さい。
スポットガーデン 筑摩和之(ちくま かずゆき)
※写真と実物ではご覧のモニター環境などにより若干色が違って見える場合がございます。
※価格にはお仕立て代は含まれておりません。本ページ内のオプションから選択し商品と同時に購入してください。
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【お仕立てについて】
お仕立て期間:名古屋帯仕立て 約4週間 開き仕立て 約5週間
お仕立て期間:名古屋帯仕立て 約4週間 開き仕立て 約5週間
※年末年始 GW お盆など長期休暇を挟む場合は7日~10日ほど余分にかかりますのでご了承ください。
※国内手縫い仕立て
【九寸名古屋帯】
1「名古屋帯仕立て」5,400円
手先からお太鼓までを半分に折って芯を入れて仕立てる
※最も一般的なお仕立て方法です。
2「開き仕立て(裏地無し)」9,720円
手先を半分に折らずに全て平らにして芯を入れて仕立て、手先から胴巻きの部分に裏地をつけない
3「開き仕立て(裏地付き)」12,420円
2の開き仕立てで裏地(モス)をつける仕立て
※裏地の色はお任せになります。
手先からお太鼓までを半分に折って芯を入れて仕立てる
※最も一般的なお仕立て方法です。
2「開き仕立て(裏地無し)」9,720円
手先を半分に折らずに全て平らにして芯を入れて仕立て、手先から胴巻きの部分に裏地をつけない
3「開き仕立て(裏地付き)」12,420円
2の開き仕立てで裏地(モス)をつける仕立て
※裏地の色はお任せになります。
●松葉仕立てをご希望の場合は「開き仕立て」を選択の上、ご注文手続き画面内、フリー記入欄に「松葉仕立て」とご記入ください。
【帯ガード加工】・・水分を弾く加工・・3,240円
・雨やお食事時にも安心
・雨やお食事時にも安心
★ ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せ下さい 。