玉那覇有公
人間国宝
現代紅型染の最高峰
オールシーズン対応

お仕立て時に垂れ無地か垂れ柄かを選択できます。



【製作】玉那覇有公 人間国宝
【品質】経糸:麻100% 緯糸:和紙75% 絹ぜんまい25%
(長井紬:伝統芸氏 長岡正幸)
【柄染色】顔料
【着用時期】オールシーズン
【長さ】仕立て上がり約370cmにさせていただきます。
※ご希望の長さがございましたらご注文手続きの際、フリー記入欄に記載してください。
※最大長さ:垂れ先柄の場合・約385cm 垂れ先無地の場合・約395cm


深く鮮やかな藍色グラデーションに目を奪われます。余計な色を排した藍一色の世界だからこそ、見る者の心に深く青い海の情景が広がっていくのです。幾何学的に表現された波頭の中に身を任せるように悠々と進む屋形船。人間国宝 玉那覇有公氏の紅型染は単なる模様ではありません。伝統的な技法で染め上げられたこの意匠は遠い琉球王朝の雅な風景を運んでくるのです。力強い波のリズムの中に屋形船という「人の気配」を添えることで意匠に温かみと情熱的な深みが生まれています。「粋」と「雅」を見事に調和させた玉那覇紅型ならではの贅沢な世界観をお楽しみください。


【紅型染 作者の迸る感性と力強い色彩美】
琉球王朝の頃より伝承される伝統工芸品「紅型染」沢岻(たくし)家 城間家 知念家を紅型三宗家と呼び、琉球王朝の加護を受けながらその名を馳せていました。
明治に入り廃藩置県後の琉球処分による琉球文化が軽んじられた時代から、第二次世界大戦など 幾度となくこの世から姿を消しさりそうになりました。しかし、戦前、民藝運動の祖と称される「柳宗悦(やなぎ むねよし)」氏から「沖縄は染織の宝庫であり今なお高度な技術をもつ工芸品がこれほどまでに残っているのはまさに奇跡だ」と言わしめた伝統工芸技術を戦後の混乱の中蘇らせたのが、城間栄順氏の父 城間家14代当主 栄喜氏であり知念積弘氏でした。
南国沖縄の自然の美しさや大らかさの中に、人々の血のにじむような努力と情熱、そして戦争と言う悲しい歴史が刻み込まれたゆえに、それらが目に見えない深みとなって更に心に響く染物になっているのではないでしょうか。
紅・・様々な色 型・・様々な柄
1人の職人が図案を考え型を彫り、染め上げる。一貫して作り出されるがゆえに職人の感性がダイレクトに宿り個性豊かな作品が生み出されるのです。
紅型染が京友禅や加賀友禅、江戸小紋など他の染物と異なる部分は柄を「顔料」によって染められていることです。他の染物は一般的に「染料」が使用されています。水に溶けない性質を持つ顔料の力強い色彩は南国沖縄の太陽や色とりどりの自然の色にも負ない重厚な存在感をかもし出します。そして顔料の特性である水に溶けない性質が可能にする重ね染め「隈取り」の技法によって立体感・奥行きが生まれるのです。
紅型染の力強い存在感は
【顔料を使って柄を染める】
【隈取りによって奥行きが生まれる】
この2点が友禅染や他の型染めと異なる大きな要素となっています。

【玉那覇 紅型】~研ぎ澄まされた型彫の技
紅型染の命は染型紙にあるといっても過言ではありません。そしてその型彫りにおいて右に出るものはいないと評される玉那覇氏。研ぎ澄まされた指先から生み出される精密で美しい輪郭線が、紅型染の魅力を余すところなく伝えています。
整然と配された文様には何の迷いも感じられない凛とした風格が漂います。
紅型染の特色でもある型紙は、”突き彫り”と呼ばれる技法で彫られます。
市販されているデザインカッターの刃を職人さんが自ら使いやすい大きさに加工し、刃を研いで作られます。
その道具を缶切りのように前に押し出ながら輪郭を彫り進めていきます。直線的に線を引いて切り抜かれる"引き彫り"から生まれるシャープさと異なり丸みのある線になり、柔らかで・自然で優しい印象に仕上がるのが"突き彫り”の特徴です。




素材に拘ったオールシーズン対応
本品は素材にもとことん拘っています。染織の伝統産地である山形県長井市の伝統工芸士 長岡正幸氏によって製織された帯地は、縦糸に麻、緯糸には和紙と絹ぜんまいが用いられています。麻の清涼感、和紙の軽さとハリ、そして絹のしなやかさ、加えてゼンマイの野性味豊かな味わい。それらが伝統工芸の重みと深みを加えているのです。
麻、和紙、絹の3種類の素材を用いていますので、四季を通じてオールシーズンお使いいただけます。


ぜんまい糸
植物のゼンマイを食べて育ったお蚕さんが吐く糸には茶色い繊維が混ざっています。昔は綺麗な糸にならない絹は屑繭とされていましたが、現在は天然の味わいと野性味の魅力が人気を博し、紬の着物や帯に用いられており希少性が高く高価な素材になっています。本品についてはゼンマイがふんだんに混ざった真綿糸が使用されており、素朴な温もりと工芸味豊かな魅力がお楽しみいただけます。

経糸が「麻」、緯糸の茶色が混ざった糸が「絹ぜんまい」、その他が和紙です。和紙は弱いと誤解されている方が多いのですが実際は強度には全く問題なく水にも強い素材です。



玉那覇 有公(たまなは ゆうこう)氏について
紅型染の第一人者 玉那覇氏がこの世界に入られたきっかけは、伴侶となられた道子さんとの出会いによるものです。
石垣島で生まれ育った同氏は、那覇に移り鉄工所で働かれていました、その当時に出会われた道子さん、実は紅型染 三宗家の一つ「城間家」14代当主である城間栄喜(しろま えいき)さんの娘さんだったのです。
その縁を機に紅型染の世界に入られたのが玉那覇有公氏が25歳の時でした。
全くの素人から始めた紅型染が順風満帆のはずは有りません。そもそも仕事に厳しい義父 栄喜氏、それに輪をかけて身内に対しては更に厳しく接しられたといいますから、職人として認められるまでには血のにじむような努力をされたのでしょう。「名門 城間家に泥を塗るようなことはできない。」それのみを心に刻み日々修行に励まれたのです。
そして、師であり義父でもある栄喜氏の下で紅型の技術を極めたのちに独立し、その後も日々高みを目指し製作に励まれ1996年には紅型染で初、国の重要無形文化財技術保持者(人間国宝)に認定されました。




六通柄以外の部分、垂れ先からお太鼓裏と手先から胴部分の一巻き目は濃紺無地になっています。※藍染ではなく染料の引染めです。





人間国宝 玉那覇有公氏の技が冴える作品が放つ風格は、全国各地の紬のお着物や、作家物といった逸品とコーディネートしても負けることなく存在感を漂わせ、藍濃淡で染め上げられた屋形船の模様が着姿をお洒落に彩ります。色とりどりの紅型染も素敵ですが藍色のみで染め上げられた紅型染には色の奥に歴史の重みと職人の内に秘めたる思いが感じられるのです。
今回、非常にお値打ちに入手する事が出来ましたのでお買い得価格でご提供させて頂きます。1点限りとなりますのでお目に留まりましたら是非お手元にお迎えください。
スポットガーデン 筑摩和之



お仕立てをご依頼の際は、垂れ先を無地にするか柄にするかをオプションから選択してください。
無地場は濃紺になっています。



※写真と実物とはモニターや画像処理の関係上、若干異なる場合がございますので予めご理解ください。
※価格にお仕立て代は含まれておりません。
※お仕立てをご依頼の場合には、本ページ内に設置のオプションから各項目をお選びください。
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【お仕立てについて】
※こちらの品は手縫いとさせて頂きます。
【八寸名古屋帯】
1「松葉仕立て」
4,860円
手先から約38cm(1尺)半分に折ってかがります。
※最も一般的なお仕立て方法です。
※手先が半分になっているので締めやすくなっています。
2「平仕立て」
4,860円
手先を半分に折らずに全て平らのまま仕立てます。
※胴巻部分の帯巾を調節したい方におすすめです。
【ガード加工】※水をはじく加工です。
3,240円
●お仕立て期間 約3週間
GW お盆 年末年始など長期休暇を挟む場合は7~10日程度余分にお日にちを頂きます。また、お仕立てが混みあった場合もお日にちが掛かる場合がございますので予めご了承下さい。


























